ここから本文です
最終更新:2012年7月14日(土) 17時34分

官邸前「脱原発」デモ、異例の警備

動画を他のプレイヤーで見る


 毎週金曜日、総理官邸前で開催されている「脱原発」デモ。13日も、およそ1万人が集まりました。

 「こういうふうに道路と歩道の間に鉄柵が設けられていて、歩道から車道に人がはみ出さないような形で警備がとられていて、前回よりもかなり警備が厳しくなっているんです」(記者)

 徐々に規模が拡大するデモに備え、今回、警視庁は7つの抗議エリアを事前に指定。デモ隊が車道に出られないよう多くの機動隊車両を配備するなど、異例の警備態勢となりました。

 「前回までのデモ集会では、この場所も実は、あるいはあちら側もいっぱい市民であふれていたんですけれども、今回、ここは立ち入りが禁止ということで、しかも、立ち止まっているところを立ち止まらないでくださいということなんで、僕も動きながらリポートせざるを得ないんですけれども、あの一角だけに市民が封じ込められているということで、非常にフラストレーションが高まっているという」(記者)

 「警察が増えてきて、デモらしくなくなってきている。 異常ですよね。デモしやすい社会にしてほしい」(参加者)

 官邸への声は届いているのでしょうか。野田総理は公邸に戻る際、「多くの声をしっかり受け止めたい」と答えました。(14日17:01)

この記事の関連ニュース

2012年7月14日(土)のニュース一覧