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市議への質問状、回答を公表 武雄市図書館委託計画 | ||
「武雄市図書館歴史資料館を学習する市民の会」は13日、図書館の管理を「TSUTAYA(ツタヤ)」の運営会社に委託する計画をめぐり、市議全員に発送した公開質問状の回答を公表した。指定管理者に委託する条例改正に賛成した議員の多くが文書でのやりとりに応じず、回答したのは26人中11人。委託への賛否が分かれた。 公開質問状は7項目。近くの「ゆめタウン武雄」にも喫茶や雑誌、文具販売の施設があり、増築してまで商業的空間を抱える必要があるのか、との質問には「おしゃれな文化に出合えることが今度の図書館構想」「多様なニーズに対応する憩いの場として考えるべき。商業的空間と位置付けなくてもいい」と評価も。一方で「わざわざ改造費を使ったり、ゆったりするスペースを減らす必要はない。民業圧迫」との回答もあった。 万一、指定管理者が撤退した場合の責任については「入札がないため、撤退は考えにくい。市長がいろいろな理由をつけて委託料を上げる」「委託期間は5年と定めているが、一度導入されたら、予算ごとに議会がチェックする機能が基本的になくなる」と不安視する回答があった。 このほか「市議会は農協のような理事会制度ではないので、議決に対する責任問題はない」との回答もあった。 |
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2012年07月14日更新 |