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【群馬】

刑法犯認知件数 過去10年で最少 摘発率は最高

 県警は刑法犯や振り込め詐欺の認知件数など二〇一二年上半期の各統計をまとめ、十二日発表した。刑法犯認知件数は九千七百二件で前年同期比六百四件減、摘発件数は四千四百八十七件で同二百二十七件増。過去十年で認知件数は最少、摘発率は最高だった。

 凶悪犯は、強盗が二十件と同四件減ったが、殺人は同七件増の十件、放火は同四件増の十五件、強姦(ごうかん)は同六件増の十二件、強制わいせつは同八件増の三十五件といずれも増えた。

 振り込め詐欺は、全体で二十三件で同十五件減。被害額は計約四千万円で同千二百六十万円減だった。事件の減少について、県警は「防犯対策などで手口が浸透したためではないか」としている。

 振り込め以外の詐欺は金融商品取引名目が計九件で同八件増。九千四百九十万円の被害があった。新たな手口では「太陽光発電事業の配当権利証を販売する」とした詐欺が四件あったという。

 来日外国人犯罪は二千八百十七人を摘発し同百八十二人減。薬物犯罪は百十四人を摘発し同十四人減だった。 (川口晋介)

 

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