大津いじめ自殺:担任ら複数の教諭が話し合い 問題把握か
毎日新聞 2012年07月14日 12時30分(最終更新 07月14日 12時50分)
担任や2年を担当する別の教諭らはその後、男子生徒について話し合い、その際「いじめかもしれないから、人間関係に気をつけていこう」という意見も出されたという。男子生徒はこの6日後に自殺した。
学校や市教委はこれまで一貫して「担任教諭も含めいじめについては知らなかった」と話しているが、少なくとも自殺の直前に、いじめがあった可能性を認識していた疑いがある。
県警は教諭らの事情聴取を進めており、アンケートに回答した生徒約300人の事情聴取も視野に、保護者の同席も認め、いじめの有無について全容解明を目指す方針。【加藤明子、村山豪】