大津いじめ自殺:担任ら複数の教諭が話し合い 問題把握か

毎日新聞 2012年07月14日 12時30分(最終更新 07月14日 12時50分)

 大津市の市立中学2年の男子生徒が昨年10月11日に自殺した問題で、生徒が亡くなる直前、「男子生徒がいじめを受けている」との情報を受け、担任ら複数の教諭がいじめの可能性について話し合っていたことが市教委への取材で分かった。情報は、昨年9月末ごろと10月5日、担任の男性教諭らに別の生徒が少なくとも2度伝えていた。これまで学校は一貫して「いじめの存在は知らなかった」としていたが、学校がいじめを把握していた可能性が強まった。

 市教委などによると、同年9月末ごろ、男子生徒が同級生からトイレで殴られているのを目撃したという女子生徒が別の教諭に「(男子生徒が)いじめられている。やめさせてほしい」と訴えた。この教諭が男子生徒に確認すると、「大丈夫」と答えたという。

 また10月5日、別の生徒が担任の男性教諭に「いじめがある」と伝えていた。学校側は男子生徒が同級生と殴り合いのけんかをしたとして、両方の保護者を呼んで謝罪させた。このとき担任は、男子生徒を1人を残し「本当はどうなんだ」と、いじめについて聞いたところ、生徒は「きょうはちょっとイヤやった」と答えたという。

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