愛媛県古都西安友好交流団長として中国を訪問している中村時広知事は13日、西安市のホテルで「友好交流、協力関係の発展に関する協議書」に署名した。今後、西安市と観光や文化、教育などの分野で協力する。
西安市の岳華峰副市長は「愛媛は長い歴史と観光資源を有していると聞いており、観光面での関係強化を期待したい」と強調。中村知事は「長安(現・西安)は弘法大師が若いころに渡り、学んだ地。感無量で県民の関心も高い」と応じた。
交流団は約120人で構成し、うち15人の代表団が同席。協議書には人的な交流の促進へ相互訪問を行うことも盛り込まれた。