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【ゴルフ】

大山志保“肩透かし”

2012年7月14日 紙面から

◇スタンレーレディス<第1日>

 ▽13日、静岡県・東名CC(6520ヤード、パー72)▽雨、気温26・2度、風速3・6メートル▽賞金総額9000万円、優勝1620万円▽観衆1859人

 濃霧のため4時間以上にわたる中断後、サスペンデッドとなった。国内女子ツアーのサスペンデッドは、6月のリゾートトラストレディス以来で今季2度目。左肩の故障で今大会が今季初戦となる大山志保(35)=大和ハウス工業=ら8組24選手はスタートしていない。14日午前6時30分から競技を再開する予定。

 自身も周囲も待ちわびたツアー復帰の初日。肩を痛めていた大山は“肩透かし”を食らった。

 サスペンデッド決定後も一向に引かない霧を眺めて「すごい残念。スタート前に雨もやんで、肩や肘にも負担がかからずにできそうで、よかったって話してたのに…」。立ち込めた深い霧で、ミストサウナのようになったコースだったが「この湿気は肩に影響しないみたい。合計3回も練習場で打ったけど、痛みはまったく出てない」という。

 とはいえ、長時間の中断が副産物を与えてくれた。「すごく緊張していて、少し硬くなってたけれど、中断でゆるんで、一気にツアーの雰囲気になじめた気がした」とか。顔なじみのファンとも会話することができ「お帰り〜、待ってたよ〜、元気そうね、って声をかけてもらった」と喜んだ。

 「ティーグラウンドに立てなかったのが残念だけど、楽しみは明日にとっておこうということで」。持ち前の前向き思考で、一日遅れのカムバックを果たす。 (月橋文美)

 

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