大津市 いじめ防止条例検討へ

7月13日 21時22分

大津市で中学２年生の男子生徒が自殺した問題を受けて、大津市議会は、いじめを防止するために学校や市、地域が果たす役割などを盛り込んだ条例の制定を目指して、検討を進めることになりました。

１３日に開かれた大津市議会の議会運営委員会では、自民党の会派の議員が「今回のような悲しい事件が二度と起こらないよう、徹底した取り組みが求められている」と述べ、いじめを防止するための条例の制定を提案しました。
そして、議会運営委員会は、いじめの防止に向けて学校や市、それに地域が果たす役割など条例の内容を検討するための会議を設置することを全会一致で決めました。
会議では、ことし１２月に開かれる市議会への条例案の提案を目指して、今後、内容の検討を進めることにしています。