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国際
【シリア騒乱】死者は220人以上、最悪規模の虐殺か 反体制派「政権側が攻撃」
2012.7.13 22:55
【カイロ=大内清】内戦状態にあるシリアの反体制派によると、同国中部ハマ県の村トリムサで12日、アサド政権側の軍部隊や民兵集団による攻撃があり、住民ら220人以上が死亡した。同国の在外人権団体は、死者数を「少なくとも150人」とした上で、昨年3月の反政府デモ発生以降で最悪規模の虐殺事件だと指摘している。
国連安全保障理事会では現在、今月20日に期限切れを迎える国連シリア監視団(UNSMIS)の任期延長をめぐる協議が進んでおり、新たな虐殺事件が議論の行方に影響する可能性がある。
反体制派側によれば、政権側は12日早朝、軍の車両で村を包囲したのに続き、ヘリコプターや戦車、迫撃砲などを使い攻撃を開始。その後、アサド大統領の出身宗派である少数派のイスラム教アラウィ派の民兵「シャッビーハ」が村を襲撃し、多くの住民を「処刑」するように殺害したという。住民のほとんどは、反体制派の主体である多数派のスンニ派だった。
一方、シリアの国営メディアは「血に飢えたメディアとテロリスト集団(反体制派)が村民を虐殺した」と報じた。
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