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文科相 学校と教育委員会は連携を
7月14日 1時45分

平野文部科学大臣は、大津市の中学2年生の男子生徒が自殺した問題を受け、全国の学校や教育委員会の関係者に対し、いじめの兆候を把握した場合は、学校と教育委員会が連携して迅速かつ適切に対処するよう求める談話を発表しました。

談話で、平野文部科学大臣は、複数の同級生からいじめを受けていた大津市の中学2年生の男子生徒が自殺したことについて、「大変遺憾だ。子どもの生命を守り、このような痛ましい事案が二度と発生しないよう、学校と教育委員会などが担うべき責務をいま一度確認したい」としています。
そして、「いじめは決して許されないことだが、どの学校、どの子どもにも起こりうるものであり、いじめの兆候をいち早く把握し、迅速に対応しなければならない」としたうえで、各学校に対して、「いじめを把握したときは抱え込まずに、速やかに市町村の教育委員会に報告する」よう求めるとともに、市町村の教育委員会に対しては、「当事者としての責任をもって、学校と共に迅速かつ適切な対応を行う」よう求めています。
文部科学省は、この談話を連休明けに全国の都道府県教育委員会に通知することにしています。

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