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世界一心豊かな国!?メディアが伝えない本当のキューバの姿
ではなぜ米国がキューバに対して、このような嫌がらせ工作ばかりしているのか?

一つには、以下に書くように、自国の支配下に置き金儲けの場にしたいという思いを、カストロらによって打ち砕かれてしまったので、メディア等を使ってウソ情報を流しさんざん悪のイメージを植え付け、再度支配を目指そうということ。

それともう一つは(単に私がそういう気がするというだけですが)、他国で本当に幸せそうに暮らしてる人たちを見るのががまんならないんじゃないだろうか・・・
(つまり米国の支配層は、世界一心の貧しい人間)

キューバ革命と、カストロ、ゲバラ等についてはすでに多くの人たちがご存知だろうとは思うけど、独裁とか悪・テロとかいってメディア報道してる米国発のウソ情報を鵜呑みにしてる人たちのためにはじめに、今一度簡単に書いておきます。

1950年代のキューバは米国の属国同然で、土地、電話、電力、鉄道すべての利権がアメリカ資本の手に渡り、首都ハバナはマフィアが横行する無法の歓楽街となっていた。しかもキューバ政府の要人は独裁者バティスタ将軍を筆頭に米国にゴマをする者ばかり。巨額の黒い金が支配層間で動いていた。

キューバに限らず、ボリビア、ペルー、グアテマラ等当時の中南米の各国では米国による経済的植民地支配が広く行われており、各国の農民たちがそれに抵抗、小規模の革命があちこちで起こっていたけど強大なバックの控えてる相手にはいずれも成功しなかった。

たとえばグアテマラでは、ハコボ・アルベンス首相を中心に農地改革を中心とした社会主義的な革命が進行中だったが、貧富の差をなくそうとする政府の試みは、必然的に米国系企業の植民地支配と対立することになり、ついにはアメリカによる介入を導くことになり、1954年6月、CIAや米国系企業の後押しを受けたカスティージョ・アルマスを中心とした軍部によるクーデターが起き、グアテマラの短い「春」は終わりを告げてしまった。

カストロ、ゲバラらもその例外でなく、逃げ延びていたメキシコで運命の出会いを果たしたのだ。

バティスタ軍事政権を打倒する為に、カストロは武装した同志82人と今まさに祖国に戻らんとしていた。情熱的に巨悪と立ち向かうカストロの生き方に感銘を受けたゲバラは、軍医として彼らに同行することを決意し、1956年12月、キューバへの密航船に同乗した。

ゲバラの闘い方はアメリカ軍や戦前の天皇の軍隊とは全然違ったものだった。農民を尊敬しろと徹底し、自ら山中で出会った農民と握手を交わし、相手の名前を聞き自己紹介をする。人民の財産を盗んだり、レイプするなどはもってのほか。彼ら革命軍は農村で食料や物資を調達する際、必ず農民に代金を支払った。イラクやアフガニスタンの市民を殺しまくり、虐待しているアメリカ軍とは大違いで、ゲバラは不正な行いには味方の兵であっても容赦はせず、脱走した兵が密告しその結果農民が惨殺されたり、女性のレイプには死刑を持って臨んだ
また、負傷兵は戦場に置き去りにしない。敵兵であっても負傷し捕虜となれば丁重に扱い治療をしてやる
こうした仁義話はキューバ全土にすぐに広まり、政府軍の中からもゲバラたちの仲間に加わる者が出た。

1959年1月2日、民衆の大歓声に迎えられ革命軍はついに首都ハバナへ入城し新政権を樹立させた。首相に就いたカストロは若干31歳、国銀総裁のゲバラは30歳という、若者たちの政府が誕生した。

ゲバラとカストロはすぐさま新生キューバの建設にとりかかる。
まず国民全員が文字を読めるよう教育を無償化すると共に、政府軍が使っていた全ての兵舎を学校に変え、文盲一掃運動に取り組んだ。続けて医療の無料化を実現した後、少数の大地主が独占していた土地を国有化、米国資本が牛耳っていた企業の国営化などをすすめ旧勢力の激しい抵抗を受けつつも独自の国家作りに挑戦した。
国民全員の家賃を半額にするなど、過激な政策をどんどん実行していった。

なお、キューバのどの街を訪れてもカストロの肖像画などはない!
街のどこを探しても、彼を賛美するポスターも銅像もない。国民に個人崇拝をこれっぽっちも求めていないのだ!社会主義国から連想する、笑ってしまうほど巨大な国家元首のモニュメントは、キューバでは見られない。
贅を尽くした私邸もなく、カストロ自ら二十年近く前に寄贈されたオンボロのベンツに乗り(ちなみにカストロの年間給料は、いかに貧乏国とはいえ僅か4万円!、平均的な国民給料の倍ほどしかない)、銃を持った警備の人間もいない大衆の中に平気で入っていき、演説をして帰っていくそうだ。キューバは米国による四十年にわたる経済封鎖により厳しい状況にあるが、ただの一人の餓死者も出さず、教育、医療に力を注いでいる

キューバ革命で最も煮え湯を飲まされたのが隣国アメリカだ。
キューバ全土の土地や電力、鉄道などの巨大な利権と、ハバナ歓楽街のブラックマネーを一度に失った米国は、革命政府に憎悪をたぎらしCIAを暗躍させ、爆弾テロ、米軍傭兵部隊の上陸作戦など様々な方法でゲバラたちを倒そうとした
(これは当時のケネディ大統領には知らされておらず内緒の行動)

1962年、米国の破壊工作にブチ切れたカストロは、ソ連(当時)の協力を得て核武装に踏み切ろうとした。マイアミの目の前に核弾頭を突きつけられてはかなわんと、米国内はパニックになった。
これが俗に言う『キューバ危機』である(最終的に米国の圧力にソ連が屈し、核配備は流れた)。
(今までキューバ危機そのものは知ってたけど、なぜそういう行動に出たのかということは私は知らず、これを読んでようやくそのいきさつがわかった)

ゲバラが国立銀行総裁になって一番最初にしたことは、自分の給料を半分以下にカットすることだった。工業相になってからは自ら建設現場で働いたり、工場のラインに立って作業を手伝った。サトウキビの収穫期には農園で汗を流し、とにかく人々の中へ自ら飛び込んでいった。これは彼にとって美談でも一過性のパフォーマンスでもなく、いつもの“ごく普通の光景”であった
仕事場には誰よりも早くきて、帰りは誰よりも遅く、労働者に交じって食事をするゲバラ。国民の間でどんどん彼の人気は高まっていった。
(この様子を映した写真映像ビデオ

ゲバラは1965年、アルジェリアで行われた「アジア・アフリカ経済セミナー」において演説を行い、それまで友好国と信じていたソ連もまた、キューバを世界戦略の為に利用しようとしていたにことに失望し、「我々のような後進諸国の、多くの汗と努力を費やして生産した原材料を安く買い、それを国際市場で売った利益で先端の機械を買う国に対して、“相互発展”という言葉は当てはまらない。 もし両国の間にこのようは不平等があるのなら、貴国が我々と同じ社会主義国家といえども、見方によっては帝国主義的収奪の共犯者だと言わねばならない。」 と非難し、論争を巻き起こした。(反米の後ろ盾になってくれるべきソビエトに対しても間違ったことは堂々と口にするゲバラはまさに正義感の塊のような人間!) 3月に帰国後、キューバ政府はソビエトから「ゲバラをキューバ首脳陣から外さなければ物資の援助を削減する」旨の通告を受ける。これを受けてカストロにキューバの政治の一線から退く事を伝え、カストロ、父母、子供達の三者に宛てた手紙を残してキューバを離れた。

ゲバラは、キューバにおける自分の役目は終わったと判断し、貧困と搾取に苦しむ新たな国へ、再び一人のゲリラとして向かったんだ。国家の要人という地位を投げ捨て、再び過酷なゲリラ生活に帰っていった。


以上の参考サイト:
  あの人の人生を知ろう〜本気で世界を変えようとした男・チェ・ゲバラの生涯 
   (↑このサイトは読み物としてもなかなか面白いよw)
  ウィキペディア
  チェ・ゲバラ Che Guebara(前編)
  チェ・ゲバラ Che Guebara(後編)
  ゲバラさいごの戦い 

これで、なぜ米国がキューバを目の敵にしてるかということもだいたいわかったと思う。
また、今米国支配下にある世界中の国々や今後支配下に納めようとしている国々に対して、キューバやベネズエラ等が本当はすばらしい国なんだということを知られては困るわけで、そのため各国に圧力・脅しをかけて経済封鎖して貧困にあえいでいる国だとか、いろんなことをでっちあげて独裁者だとかテロ国家だとかいって悪いイメージを植え付けているのです!
そして、米国がキューバに対して実際にしてきた仕打ちは、単に経済封鎖する等以外に、こないだっから書いてきたように、キューバ上空に病害虫をバラ撒き、キューバ農業に壊滅的打撃を与えたりテング熱を蝶介する「ネッタイシマカ」をキューバに放ち、テング熱を大発生させたりといったキチガイ的なことを平然と繰り返しているのだ!
もちろん、カストロの暗殺もこれまで何度も試みている。

またかつて行われたヘルスケア・オリンピックで、実際はキューバが優勝していたにも関わらず、米国政府の圧力によってメディアでは、カナダが優勝したように世界中に流されたりしたこともあった。
キューバは一番迅速な手当を提供し、一番安かった。しかも患者が喜んでました。骨折も直ったんです。でもNBCではそういうことは言えないのです。うちではキューバが勝ったとは言えないのです・・・
これは、その時のNBC放送担当者自身が語った言葉です。

メディアが本当のことを言えない! これはこれまでさんざん言い続けてることであり、当の米国以上に日本メディアはさらにタチが悪く、たとえば「マスゴミって何?〜その本質」の最後の方にも書いたように、日本メディアでは米国メディアが報道してることであっても米国政府にとって都合の悪い部分を隠して、さもイラク兵に非があるような伝え方しかしない!

そして、キューバがどういう国なのか、国民たちが今どんな生活をしているのかといったことについては、いろんなサイトに書かれてますが、
小さな国の大きな奇跡」を読んで私が思ったこと
           〜信頼と安心を生んだ国に住む人たち

から紹介しておきます。
ookina_kiseki.jpg・・・キューバは貧しい第三世界の国であり、全てがバラ色というわけではない。アメリカの経済制裁もありむしろ困難の方が多い。だがそれでも、医療や教育という人々の生活にとって根底となる部分が保障されているというのは、私にとって夢のような世界である。本当にそれは現実なのだろうか?特に、今のキューバを支持し、経済よりもまずは人間を大事にする事が優先だという人間性あふれる若者たちの言葉や振る舞いが印象的だ。そんな若者が育つ、そんな若者を育てているキューバ。…どうしてそれが出来たのだろうか?
そんな問い対する私なりの理由を考えるきっかけとなった本、それが「小さな国の大きな奇跡」であった。

現在のキューバは、ホセ・マルティの思想をフィデル・カストロが引き継いで広め、指導し、チェ・ゲバラの熱い行動と共に、キューバに住む民衆の共感を得て成り立っているようだ。
キューバに住む人々は他の国へ自由に行けない事や物不足に不満をもっている。が、革命を行った人物、チェ・ゲバラは人気者で、フィデル・カストロは国民を第一に想う姿が国民に伝わっており、やはり慕われている。だからこそ、今の不満を我慢でき、フィデル・カストロやチェ・ゲバラが作った医療・教育が無料であるキューバに信頼を寄せ、誇りと自信を持ち続けられると感じた。
キューバを形作る真髄とは「究極の平等理念と、そこに向かって突き進む思想」だと書かれていた。その結果、キューバには様々な人種がいるがキューバに住む人間は皆キューバ人であることが保障されている。更に、キューバに限らず国境なき医師団や、どの国からでも医学を目指す学生を受け入れている現状からも、その真髄であるホセ・マルティの思想は生き続け、今も世界へ広がっていることがわかる。

フィデルとゲバラの人柄と思想を示す興味深い逸話をそれぞれ紹介しよう。
革命直後のこと、ある女性が道でフィデル・カストロを呼び止め、困っている住宅事情を伝えたという。するとフィデル・カストロは真剣にその話を聞き、その後それに対する政策がなされたそうだ。このような一国民の意見を大切にしていく姿勢からも国民に尊敬され慕われているのだと感じた。
チェ・ゲバラは素の行動で人々の心を掴んだようだ。よくプレゼントが届けられたが、チェ・ゲバラはそれらを全て部下や近所の人に分け与えていたそうだ。あるお父さんがチェ・ゲバラの子どもへ自転車をプレゼントすると、逆に「君に子どもはいるのかい?」、更に「君の子どもは自転車をもっているのかい?」と尋ねられたという。それに対し子どもは自転車を持っていないと伝えると「君達の親切には感謝する。しかし、私の家族だけが無償でこのような恩恵を受けるわけにはいかない。まず君の子どもにその自転車をあげてほしい。私は来月のお給料が出たら自分で買いに来る。」と言い、実際に自転車を買いに来た。そしてお父さんはその話を子どもに伝えた。その結果、チェ・ゲバラが亡くなったときにその子どもが「僕はちゃんとチェ・ゲバラにありがとうを伝えられただろうか?」と感じ、チェ・ゲバラの死を心底嘆いていたという。

それらの話から、人を思いやる和の連鎖がキューバではうまく働いているようだと感じた。私の場合、子どもにきちんと伝えられ、受け止められるような関係になっているだろうか?…人が人間として温かく扱われた結果、人を思いやることが当たり前になっていくのだろう。
ところで、人を大切に思うキューバ人の夢とは何だろうか?
「…『僕の夢は豊かな人生を築くこと』、みんな医者になりたいとか、教師になりたいとか言うけれど、そんなの夢じゃない…。…単なる目標であり手段だよ。」と明朗に発言するキューバ人は冷静に人生を悟っていると感じた。そんな考えはどこから養われるのであろうか?それは様々な危機を乗り越えてきた現実をしっかり学んでいる教養によるものであろうと思う。
その土台には、医療・教育・福祉が無料であり、革命の語り継ぎがなされ、物を大切に扱い、分かち合いの精神で生活をされている…キューバの政策と人間性があると考えた。キューバでは年をとることが怖くないという。著者の吉田沙由里が、ある家庭で「みんなに不安はないの?」と問う場面がある。吉田は大人たちが「地震」「暗闇」などと答えたことにあ然とする。彼女は問い返されて老後が不安だと答えるが皆は逆にそれが理解できない。食べ物の配給等もあり、生きる上での最低限の生活が保障されている。ホームレスはいない。みすぼらしい格好の人も、栄養失調で痩せこけた人もいないという。葬儀・お墓代も無料だという。すると貯蓄する必要がないのだ。…という事は、生活面において生理的な不安がないので、自己実現に目を向けやすい環境があるのではないか。だから、心に余裕を持っており愛情あふれたプラス思考が出来、そして豊かな人生を築こうという考えが生まれるのではないかと感じた。これはうらやましいことだと思った。

この本を読んで、人を思いやる事が当たり前である人間が集まった国であるから、経済的に困難であっても、現在の政策を支持し続ける世界が現実にあるのではないかと思った。そんな羨望のキューバではあるが、革命を知らない子ども達へ、いかその精神を伝えていくか?は課題だそうだ。今まで変化する状況に合わせて柔軟に対策を行ってきたキューバ、今後も目が離せない。
今後、キューバをはじめ様々なことを学び、キューバの若者を見習って教養あるやさしい人間になりたい。そして様々な人と関わっていき、全ての人間が安心して生きていける世界を作っていくためにはどうすべきかを念頭において行動していかねばならないと考えさせられた。

人を思いやる事が当たり前である人間が集まった国・・最高やね♪
経済的には貧しくとも、心は世界中で最も豊かな国なんじゃないかな?

米国や日本は、相手を蹴落として自分がのし上がったり、人を騙して自分が金儲けすることが当たり前のようになってるのと、まるっきり正反対w

他にもネットで検索してると、実際にキューバを訪れた人たちが感想のようなものを書いてるサイトをちょくちょく見かけるけど、いずれもキューバ人たちの人のよさを伝えているように思う。

カストロゲバラ、あるいはベネズエラのチャベス等、米国にとって本当のことを世間に知られては困るわけで、だからこそメディアを使って彼らを悪の代名詞のように世界中にデマ情報を宣伝しているわけです!

しかしキューバは、そんな米国からでも、医学を志す貧しい学生らを無償(全額キューバが援助)で受け入れているのだ。

キューバの医療は、技術・システム共含めて世界一といっていいものであり、以前載せた記事から一部抜粋しておくと、
タクシー運転手などになれば何十倍も稼ぐことができるのに、なぜ医師を続けているのか」と、少々意地の悪い質問をした。彼女は「医者はビジネスではなく職業だ」と答えている。日本では死語となった感のある「医は仁術」だが、キューバでは生きた言葉としてあるようだ・・・
といったのもあった。
キューバでは医者の給料というのは他の職業よりもはるかに少ないのだ!
にもかかわらず、将来は医者になりたいという若者が非常に多いようで、給料よりも世の中のためになる仕事をしたいということです。

そしてこのような理不尽な米国に対する共闘の動きは南米全土に広がりつつあり、南米連合UNASURについては、だいぶ前にも何度か触れたけど(たとえば「メディアがいかに捏造した情報を流してるかが、よくわかる映像ビデオ」の最後の方)、こんなニュースもあります。

しんぶん赤旗1/1より
封鎖固執の米が孤立 連携踏み出す中南米

【メキシコ市=島田峰隆】キューバは一日、米国に支えられたバティスタ独裁政権を倒した一九五九年の革命から五十周年を迎えます。米国は経済封鎖でキューバを孤立させようと画策してきました。しかし今では、対米自立を目指す流れが中南米全体に広がり、米国が逆に孤立する新しい状況が生まれています

米国は一九六一年に革命政権の転覆を狙う反革命軍を組織してキューバに侵攻させ、これが失敗に終わると、翌六二年、対キューバ全面封鎖を始めました。九〇年代には、対キューバ貿易の禁止・制限を他国に強制する法律や第三国の企業活動も規制する法律を制定。キューバ政府によると、六二年以来の損害は累計で九百三十億ドルにのぼります。

17年連続採択
昨年十月の国連総会は、対キューバ経済封鎖の解除を求める決議を過去最高の百八十五カ国の賛成で採択しました。同様の決議採択は十七年連続です。

特に注目されるのは、米国の圧力でキューバから切り離されてきた中南米諸国が、キューバとの連携強化へ大きく踏み出したことです。

昨年十二月半ばには、ブラジルが、米国抜きでキューバを含めた中南米カリブ海全三十三カ国を集めた初の首脳会議を開催。キューバからはラウル・カストロ国家評議会議長が出席しました。

会議は、対キューバ経済封鎖の解除を求める決議を採択。今後、米国抜きでキューバを含めた三十三カ国でつくる地域機構の設立を検討することを確認しました。

同時開催されたリオグループの首脳会議は、キューバ加盟を正式に承認。前政権のもとで関係が悪化していたメキシコのカルデロン大統領は、ラウル・カストロ議長と会談し、〇九年に相互訪問することで合意しました。

「中南米で風がどちらの方向へ吹いているのか。米政権にとって、それを見極めるのに役立つ会議だ」

ブラジルのアモリン外相は、キューバを含めた会議が開かれた意義に触れ、中南米諸国がもはや米国言いなりにキューバ孤立化に同調しないことを強調しました・・・

リオグループ: 一九八〇年代の中米諸国での武力紛争を、米国の干渉を排して平和解決する目的で中米の近隣諸国が結成した四カ国グループが前身で、八六年に中南米八カ国が結成。現在、キューバを加えて二十二カ国が参加。加盟国間の政治的協力、民主主義の推進や国際問題、紛争の解決策の探求―などが目的です。

あるいは米国内からも、「北米の先住民族ラコタが、悪魔の支配国・アメリカから独立宣言!」といったニュースもありました。

世界では、本当はどこが一番悪の国なのかということがわかり、それに立ち向かう結束が徐々にこうやって広がりつつある中にあって、日本だけは政府・マスゴミらが一体になって国民を騙し、いつまでも世界最悪・卑劣極まりないテロ集団国家に忠誠を尽くし続けることだろう・・・

自らも国民の一人という感じで決して特別待遇などせず、国民のための政治を行うキューバやベネズエラと、
それに対し、国民だちの税金をいかに皆を騙して自分らの懐に入れるか、あるいは立場を利用しできるだけワイロを稼ごうとかしか頭にない日本の政治家の違いw

リオグループってのをさらに全世界に広げて、本当の意味での国連に代わる存在に発展していってもらいたいね!

関連記事:キューバのすばらしさ 他


           右写真は、若き日のゲバラ→

今、全国映画館で、「チェ28歳の革命」を上映されており、この月末には「チェ39歳別れの手紙」が上映される。
またテレビでも今月に入って毎週末、ヒストリーチャンネルでゲバラ、カストロ、キューバ革命関係の番組が多数放送されている。
(ヒストリーチャンネル放送された内容については、もし希望があればまたメンバーブログの方ででも簡単に紹介したいと思います)

なぜこの時期に? というのは、米国の代理人といえるバティスタ政権を打倒して革命が成功して今年でちょうど50年になると同時に、あるいは米国の機密解除等によっていろんな真実(米国の行ってきた悪事)がわかってきたからといったこともあるのかもしれません。

ぜひこの機会に皆さんも、情報操作・洗脳目的に利用されてるメディア報道の裏に隠された真実について、あるいは本当の幸せとは何かといったこと、そしてそういう世の中にしようと思ったら自分たちがどうしなければならないのか、などを考えていただければと思います。

一つ言える確かなことは、革命前の米国に支配された時に比べ、貧乏ではあっても一般庶民の大多数が幸せに感じていて、今の政治に概ね満足・支持しているということです!

ただ、年月が経って革命前のことを知らない世代が増えてくるにつれ、単に他国の物質的に裕福な暮らしだけを比較してそういう人たちの考えが変わってくる可能性はあるかもしれません。
ちょっと例が違うけど日本で、戦争を経験したことのない若者たちが戦争ゲームなんかに夢中になったり、他国で起こってる悲惨なできごとに(それに日本政府も加担しているにも関わらず)まるで無関心でいるのと同じように・・・
知ってる人たちが居なくなってしまう前に、今を生きてる人たちがしっかりとそのことを伝え知っておく必要があります。
 11:03 | 裏・闇を照らす目 | comments(70) | trackbacks(1)
パレスチナの過激派ゲリラの正体はイスラエル人! 例によって自作自演!
付属掲示板の方へ、かれはさんが投稿してくれた内容で、そのことに私は初めて気付きました!

richardkoshimizu's blog 2008.12.28より
(元記事サイト:ブッシュ親子の自作自演テロ
正しいニュースの読み方

この写真は、パレスチナのイスラム過激派ゲリラの映像です。あーなんだか、いかにもテロをやりそうな連中だなとの感想を持たれるかと思います。それが普通の方の反応です。中央の兵士の胸のペンダントに注目してみてください。そうです。ダビデの星です。ユダヤ教徒の印です。なぜユダヤ人がイスラム兵士を偽装しているのか?

「パレスチナの過激派、ハマスがイスラエルを襲撃した。報復にイスラエル空軍がパレスチナを空爆した.....。」ニュースではこのようにしか伝わりません。しかし、現実にはイスラエル人を襲ったのはイスラエル人だったかもしれない。紛争を激化させれば利益になる人たちがいるのです。

米国同時テロも同じ構図です。数千人の米国人の命を奪ったのは、イスラム過激派ではありませんでした。米国人そのものだったのです。新聞やテレビは真実を伝えないのです.。真実は自分で調べて、考えて見つけるしかないのです・・・

つまり、ハマスがイスラエルを攻撃してるというのは本来のパレスチナ人によるものではなく、イスラエルがパレスチナを攻撃する口実作りのための自作自演(パレスチナ人に変装したイスラエル人)という可能性が極めて高いということです!
(それにしても、ボタンの肌蹴た間のこんな小っちゃな物にまで、よく気がついたなぁ・・ 普段から何かあると疑って僅かのヒントを見逃さない姿勢の賜物やね! これは海外サイトでも触れてる人無く、おそらく世界中で気付いた人はこの人だけと思います)

米国がイラク侵略戦争を正当化するために911NYテロを自作自演したのに代表されるように、米英以の支配勢力は世界中あちこちで同様のことをやり続けてるわけです。

イスラエルの汚いやり方については、これまでぼやき日記の方中心に何度か書いており、たとえば「平和活動のユダヤ人教授がイスラエルで暗殺未遂に」で、
元々国連決定による(その国連決議の結果すら本来妥当なものとはいえない可能性が高い)以外の地域をも占領してしまってるイスラエルが、自国の法律でも、「ここはパレスチナ人の私有地」だと規定してる所に、過激派イスラエル人たちを故意に住まわせ、要するにまず既成事実を作ってしまってから、それを盾に強引に承認するというやり方・・・
といったことも書いており、そのパレスチナ領地に故意に住まわせた過激派イスラエル人」による自作自演攻撃ということだろう!
(実際、ハマスからのロケット弾攻撃で、イスラエル側には人的被害もほとんど出てないようだしw)

もちろん、イスラエル人たちですら、そういった卑劣極まりないやり口に反対の声を挙げてる人たちも大勢いる。
たとえば「イスラエル:モサド副官の娘が自国の行う悪事に反対し兵役拒否!」のこともそうだし、あるいは、『沈黙を破る――元イスラエル軍将兵が語る“占領”』など。
そこに書かれてる中から一部紹介すると、
占領地で兵役に就くことであらゆる将兵たちが“道徳”を失うという代価を支払っているという現実に、イスラエル国民は気づいてほしいのです。イスラエル国民の名において、しかも若い“伝達者”である将兵たちによって〔占領地で〕行われている行為に国民が向き合い直視し、その責任をとってほしいのです。自分たちの道徳の境界とは何か、そして自分たちの軍をどこまで正当化するつもりなのかを、国民は自らに問わなければなりません・・・

似たようなことは、ついこないだのインド・ムンバイテロでもあり、当時メンバーブログの方に書きました。
ターミナル駅で撮影されたテロ実行犯の写真が公開されているが、写真では、犯人が右腕の手首にオレンジ色のリストバンド(布製の腕輪)をつけている。このリストバンドは、ヒンドゥ・ナショナリストの若者たちが強運を祈ってつけているものと同じだという指摘がある。犯人はイスラム過激派ではなく、イスラム過激派のふりをしたヒンドゥ・ナショナリストだ・・・

Contrarian Comment
田中宇の国際ニュース解説 12/2

田中宇氏サイト記事には、これ以外にもいろんな証拠を挙げられてます。

あるいは、イラクでの米英による自作自演テロでもそういうのが数多く行われてることを、これまでココやぼやき日記の方で度々書いてきた。
その一つの例として、実際に米兵がアラブ人に変装して工作(テロ)活動・記念撮影等してる写真数枚を「イラクでの米軍特殊部隊による自作自演テロの証拠写真」に紹介したし、またアラブ人に変装してテロ活動していた英軍特殊部隊の兵が捕らえられたこともあった。(右写真の二人)

そして、その捕らえられた二人の英兵を奪還するために英軍は8台の戦車、装甲車とヘリコプターを投入し、バスラ警察署の壁を破壊し、5人の死者を含む多数の住民を殺傷した事件へと繋がる。
イラク国内の裁判で事が公けになって、世界中に真実を知られるのを避けるための強行(凶行)だ!

「対テロ戦争への加担反対!・・」ブログより
9月19日、英軍はバスラ警察に拘束された二人の特殊部隊員を奪還するために8台の戦車、装甲車とヘリコプターを投入し、バスラ警察署の壁を破壊し、5人の死者を含む多数の住民を殺傷した。二人の特殊部隊員はイラク人風の服を着て、秘密活動に従事中にイラク警察官に疑われ、反対に2人の警官を射殺したので逮捕・拘束されていたものだ。

自動小銃、軽機関銃と数百発分の機関銃弾、対戦車ロケット、大型の無線装置と携帯電話やさらに、起爆装置、大型のコイル状のもの、電気装置のようなもの、すなわち、爆薬、ブービートラップと思われる物を所持していた→

英国政府は当初、「壁は意図的に壊したのではない」「イラク当局と話し合いの結果」と全く嘘の発表を行った。嘘がばれるや「イラク警察が身柄をわたすべきなのに拒否した」「サドル師派民兵に引き渡す恐れれがあったので救出に踏み切った」と特殊部隊員の犯罪を棚に上げて、まるでイラク警察が悪いかのような声明を出し、英軍の蛮行を正当化した。そしてサマワの裁判所が事件後、この二人の英軍兵士に再度逮捕状を発行したが、これを拒否すると宣言した。

バスラの英軍司令官ジョン・ロマリーは自軍による警察署襲撃を公然と賞賛し、この事件は世界中の英国兵を激励するものだ、もし人質に取られてもあらゆる手段で解放するとのメッセージを送り、テロリストには英軍は自国兵士を守るという意識を強めるだろう、と開き直ったのである。米紙クリスチャン・サイエンス・モニターは、英軍が2万5千人のバスラ警察がシーア派民兵に支配されてしまったので、これを解体し新たに作り直す計画である、と伝えている。襲撃は完全に計画的なものであったばかりか、それを正しいことと居直っているのだ・・・

そして英軍自身が自国内でこのような謀略作戦を過去に実行していた事実もあり、北アイルランド紛争の際に、特殊部隊員をIRAの工作員として送り込み、爆弾事件に関係させた

もちろん、我が日本でも同様のことは過去度々行われていて、その内裁判でも明らかにされた貴重な例が、「菅生事件」だ。

しかし、こういった最も知らなくてはいけない重要な事実を日本メディア、および大半の政治ブロガーらはまるで伝えようとしない・・・


正月ぐらいは、ちょっと明るい話題を書こうかと思ってたけど、重要情報があったので急遽予定変更して記事UPしました!
近々書こうと思ってる、キューバに対して米国が行ってること、それに対して南米諸国の結束がさらに強くなりつつあることなど、ここんとこ書きたいことがいっぱい貯まってきてるけど・・・
(あんまり間が開くと、書く内容を忘れてしまいそうですw)

なお、「年末年始の挨拶無用で・・」とサイドバーに書いてたけど、メール等いただいた方々、ありがとうございます。
個別に返事はしてないけど、この場でお礼を述べさせてもらうと同時に、今年もよろしくおねがいしますm(__)m
(少なくとも、正月だからといって「おめでとう・・」とかは私はあまり言いたくない。おめでたいのは日本人の頭だw イラクやアフガン、パレスチナ、アフリカ、カンボジア、南米、etc. 世界中あちこちで、米英設ら及び日本政府によるそれらへの軍事支援によって悲惨な暮らしを余儀なくされてる人たちがいっぱい居ることを忘れないでほしい!)


1/4追記:冒頭に書いた同じサイトにこういう情報もありました!
richardkoshimizu's blog 12/29より
ハマスは、イスラエルが作った

アラファト:「ハマスはシャロンの子供である」...EIR (翻訳)

2001年12月21日、イタリアの大手出版社のインタビューに答えて、アラファトはハマスの起源と作戦について細部に言及した。12月11日、Corriere della Seraに対し、「我々は暴力を停止するためにあらゆることをやっている。しかし、ハマスはイスラエルの創造物であり、シャミル首相当時(1980年代。ハマス出現当時。)、学校、大学、モスクの700以上の組織に資金を提供したのだ。

ラビン元首相ですら、ムバラク・エジプト首相同席の場で、私の追及に対して、結局はこの事実を認めている

12月19日のエスプレッソ紙のインタビューでは、アラファトは、「ハマスは、イスラエルの支持により、構築された。その目的は、PLOに敵対する組織を作ることだった。ハマスは、イスラエルから資金援助を受け、訓練されてきた彼等は、公認と後援という利益を受けつづけてきた。一方で我々は、トマト工場を建設することさえ、制限されてきた。ラビン自身、致命的な間違いであったと認めている。

そしてそのアラファトは毒殺されたというのもまず間違いなさそうで、

ぼやき日記の方に以前書いた「アラファト暗殺者はダハラーン!ハマース幹部が初めて明言
ダハラーンはCIA(米中央情報局)から、ハマース組織内外のイスラエルに抵抗する全勢力の粛清を狙う諸任務を引き受けている・・・

世界の底流 2006.1.16 「アラファトの死は暗殺?
2002年末、イスラエルの専門家が超法的殺人を合法化する」ことについて米司法省の法律家にアドバイスした。2003年2月7日付けの『Jewish Forward』紙によれば、「モサドが、車爆弾、スナイパー、携帯電話、ハイテク機器、そして毒殺など国家テロによる暗殺を、いかに事故に見せかけて合法化する訓練をCIAに行っている」という情報を報じている。
2004年12月6日付けの『ガーディアン』紙によれば、元パレスチナ解放戦線の幹部で、長い間アラファトのスポークスマンであったAbu Bassam Sharif は、2002年12月、イスラエル平和運動の友人から「アラファト毒殺の陰謀」を警告する手紙を受け取った・・・


田中宇氏サイト2004.11.10 「アラファトの「死」
アラファトがパリに搬送された経緯は不明な点が多い。血小板の値が低下していたため「白血病」ではないかとされたが、白血病では嘔吐など胃腸系の障害はほとんど出ないため「毒を盛られたかも」という見方がフランスの医師からも出た・・・

日刊ベリタ 2007.8.6 「シラク前仏大統領はアラファト元議長殺害の経緯を熟知 元議長補佐官が証言
パリの病院で息を引き取ったパレスチナ自治政府のアラファト元議長の死因には多くの謎が付きまとっている。イスラエルの対外諜報機関モサドや最近ではパレスチナ主流派ファタハの治安責任者であったムハンマド・ダハラーンの関与による毒殺との報道がされてきたが、アラファト元議長の元補佐官が記者会見で、フランスのシラク前大統領が殺害の経緯を熟知しているが沈黙していると発言した。しかし、殺害の詳細を語るのには適当な時期ではないと指摘した・・・

等参照。
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