今回はふざけて書いたのでちょっと文章がいつもよりちがいます(笑)
日本の状況part2
4月2日 午後1時40分 神奈川県厚木市 西神奈川基地
「うわあぁぁ、凄いよこれ、実物のフリッツXが見れるなんて、僕、興奮しちゃうな♪」
「こっちの初期型のパンツァーファウストも凄いよ!」
先日の戦闘で鹵獲され格納庫にしまわれている。エルベディアの兵器を見てをまるでおもちゃを買って貰い喜ぶ幼稚園児みたいに喜ぶ、二人がいた。
一人はF-3 隼やF-4 神雷を設計、製作した堀越二朗と、もう一人はサラサラした金髪が特徴的なパワードスーツの設計士を目指しているフランス人留学生。クウェンサー=バーボタージュである
ちなみにフリッツXとは正式名称はルールシュタール/クラマーX-1であり、第二次世界大戦中に始めて実戦で使われた誘導爆弾であり、パンツァーファウストは同じく第二次世界中にドイツ軍が開発した現代でも改良型の3型が使用されている対戦車擲弾発射器である。
何故か爆撃に必要が無いはずだが爆撃機に積んであった。
格納庫には他にもB-29みたいな爆撃機やMiG-15そっくりな戦闘機などが運ばれている。
「二人とも、これを見て感想は?」
すると二人の上官にあたる。
フローレイティア・カスピトラーノが護衛を数人引き連れながら格納庫にやって来て二人に質問する。
「はい!感激のあまり、■■■に■■■■■■■のように興奮してたまりません☆」
堀越の発言に場の空気が硬直する。
「例えて言うなら夜にあれを」
「「それ以上何にも言うたらあかん!」」
堀越の放送禁止な発言に思わず最近はまっている漫才の影響のせいか、関西弁で突っ込みを入れるクウェンサーとフローレイティア。
「だから、そんなことを聞いているんじゃなくて、こんなローテク装備で攻め込んできた馬鹿共を技術屋の視点から見てどう思うか聞いているの」
フローレイティアが顔を赤くしながら言うと、「わかってますよ〜♪」と呑気な声で返す堀越。
「自分からは、事前に偵察や調査をろくにしなかったせいで技術力の差があることに気づかず、自信過剰で後先考えずに侵略した馬鹿にしか見えませんね」
クウェンサーがまともに意見を言う。
「ええ、クウェンサーの言う通り今、エルベディアの将校級の捕虜を取り調べしているんだけど、あいつら本当に馬鹿よ、自分達は神に選ばれた。優良民族であり私達は蛮族だそうよ」
「なんだ〜か、ヒトラー時代のドイツ人みたいだね〜?」
「そう言えば、気になったんですが言葉は通じるんですか?」
「ええ、そこの点は何故か大丈夫、言葉はしっかり通じた・・・・・通じたのは良いんだけど、何故か英語もフランス語もロシア語も全て自分の国の言語に聞こえるそうよ」
「ええ!」
驚愕するクウェンサーと「ふ〜ん」と、どうでもいいやと思う、堀越。
「今も私があんた達が分からないドイツ語で話したんだけど話しは分かるだろ」
うん、と頷く二人。
「何故か、転移してから違う言語を話されても母国語として理解できるようになったらしいのよ、例外は少しだけあるけど」
ちなみにフローレイティアが言った例外とは、例えば航空機のパイロットと管制官のやり取りで使う管制英語などは以前と同じく使えるらしい。
「そしたら、今まで勉強しなければ分からなかったオタッキーな専門用語が全て分かるようになったんですよね!」
「え・え、そうよ」
「良し!これでダププリのコンサートに行った時にオタクの専門用語が分かる!」
「・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・」
同時刻 秋葉原 カゲヤシ本部
「はっ・・・くしゅん!」
「どうしたの舞那?くしゃみなんてして?」
北田 舞那と北田 瀬那の二人は
現在は二人の事務所兼住居+秋葉原に展開するカゲヤシを統括する本部がある雑居ビルにいた。
「誰かが私達の噂をしている気がするんだけど?」
「気のせいじゃないかしら?」
「それなら良いんだけど」
「今日のコンサートはやっぱり中止らしいわよ」
「ええ!せっかく今回のコンサートのために新しい振り付け考えたのに!」
「仕方ないわ、日本がこんな状況ならコンサートどころじゃないわよ」
「仕方ないか〜はぁ〜、デートでも行こうかな?」
午後3時10分 首相官邸公邸
「はい、わかりましたでは自分は公邸でちょっと仮眠しますので頼みましたよ、では失礼します」
上条が携帯電話の通話を切ると何故か一気に顔を強張る。
理由は簡単、上条の妻達が全身から黒いオーラを漂わせながら上条を囲んでいるからである。
「「お話はオ・ワ・リ・マ・シ・タ・カ?あ・な・た」」
もはや上条に抵抗する術など存在しない。
「はい・・・・・・・・」
上条の座る椅子の周囲には数人の美女達が腕を組みながら立っている。
※全員、上条性。
「あ・な・た、昨日は私の番だったわよね・・・(怒)」
と眉間にシワを作り、手をグウにして殴る素振りをする美琴。
「その前の日も当麻さんは忙しいと言って、私の番も飛ばした筈でしたと思いますが?」
と平たい声で無表情で怒りを表しにする火織。
「お前、私の時も同じようにスルーした筈だったな」
と呆れた表情で上条を見つめる芹亜。
「私は先週あれでしたので仕方ありませんでしたがその後は一度もして貰っていないでございますよ」
と笑顔だが目元がピクピクしているオルソラ。
「私も約束を破り続けるのはどうかと?」
と五和も困った表情をしながら上条を見つめる。
「・・・・・・すみません」
と謝る上条。
「では、当麻さん行きますか?」
「・・・・・・・・・・・」
上条は分かっていたこのあと彼女達は自分を布団に連れていき超ディープなプレイを上条にすることを、ハーレムなプレイを・・・・・・・・・・・
「やっぱ嫌だぁぁぁぁぁぁ!」
逃げようとする上条だが、一瞬で彼女達に取り押さえられる。
暴れる上条を美琴と五和、オルソラ、芹亜が抑え、火織は名刀「七天七刀」を鞘から抜き、上条に向ける。
すると部屋の外から襖に何かを取り付ける音がする。
「ナイス!黒子♪」
「嘘ぉぉぉだろぉぉっ!?
そして窓にも電動で雨戸が下がり、鍵がカチとかかる。
「あなた」
「当麻さん」
「布団に入れ!」
「今日は頑張ってください」
「服を脱いでくださいでございます」
「ギャァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァお願いだから止めてぇぇぇぇぇぇ!」
上条は必死で阻止する言葉をかけるが全員そんな言葉など当然、無視、ジワリジワリと既に全裸で寄って来る美琴、芹亜、火織、オルソラ、五和。
もはや逃げ場無し、為す術が無い上条であった。
+注意+
・特に記載なき場合、掲載されている小説はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
・特に記載なき場合、掲載されている小説の著作権は作者にあります(一部作品除く)
・作者以外の方による小説の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。
この小説はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この小説はケータイ対応です。ケータイかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。
小説の読了時間は毎分500文字を読むと想定した場合の時間です。目安にして下さい。