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最終更新:2012年7月12日(木) 20時38分

大津市長、独自に事実関係調べる考え

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 滋賀県大津市のいじめ問題です。大津市の越直美市長が12日、Nスタに生出演し、警察の捜査とは別に、大津市としても、独自に事実関係を調べる考えを明らかにしました。

Q.(警察が)異例の強制捜査に乗り出したが、この異常事態をどう受け止めている?

 「学校という教育現場に警察が入ったのは大変残念に思っています。しかし、一方で警察の捜査は本件の真相解明に資するものだと思っていますので」(大津市 越 直美 市長)

Q.都合の悪いことは隠蔽しようとする体質が見え隠れするが、教育委員会はそういうところ?

 「私自身も今回のことがあって驚いています。しかし隠蔽と取られるようなこと、大変残念に思っていますけれども、私自身は事実の解明を外部委員会に再調査したい。事実の解明の調査の中で、教育委員会や学校の体質が明らかになっていくのではないかと思っています」(大津市 越 直美 市長)

 自身も幼いときに、いじめを経験した越市長。しかし、今、認識を改めたといいます。

Q.いじめ、自殺をなくすには?

 「私は今まで、いじめのない社会を作りたいと自分の経験から思っていましたけれども、一方で大人の立場、逆の立場、教師の立場になってみると、むしろ、いじめはどこでもあるという前提で、早期に発見することが重要じゃないかと、今は思っています」(大津市 越 直美 市長)
(12日18:37)

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