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できごと
【中2自殺】滋賀県警、学校と市教委側の聴取開始 生徒は夏休み集中的に
2012.7.13 13:42
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大津市の市立中学2年の男子生徒=当時(13)=が飛び降り自殺した問題で、滋賀県警は13日、学校関係者や市教育委員会職員への参考人聴取を始めた。市教委によると、同日午前中に学校教育課の3人が捜査員から聴取を受けたという。県警はいじめ行為をしたとされる元同級生や生徒らも聴取する方針で、同校の1学期終業式が行われる20日以降の夏休み中に集中的に事情を聴く。
市教委によると、対象は、澤村憲次教育長や松田哲男教育部長を含む15人で、午前10時前に聴取を開始。数人の捜査員が学校教育課を訪れたという。学校関係者では、教員らを聴取したとみられる。
捜査関係者によると、県警は市教委から、自殺直後に実施した全校アンケートの任意提出を受けており、資料を精査している。アンケートでは、教員が自殺した男子生徒へのいじめを目撃していたことや、具体的ないじめ行為について生徒らが記しており、こうした記述をもとに学校関係者や市教委から事情を聴く。
一方、聴取の対象となる生徒は、元同級生のほか、約800人いる在校生徒で、いじめと自殺の因果関係を特定する。卒業生が含まれる可能性もある。
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