NHKの20代の男性職員2人が福岡市内で脱法ハーブを吸引し、病院に搬送されていたことが13日、分かった。
NHK福岡放送局によると、2人は同局と宮崎放送局の職員。今月3日、福岡放送局職員の福岡市内の自宅で、飲酒後に脱法ハーブを吸引した。2人は意識がもうろうとなり、自ら119番して病院に運ばれたが、翌日には回復し退院した。
2人は友人同士で、宮崎放送局の職員は出張で福岡に来ていた。職員らは「好奇心から吸ってしまい、大変申し訳ない」と話しているという。
NHKは搬送の事実を公表していなかった。2人は4日以降、休暇を取っている。
福岡放送局の掛川隆朗広報事業部長は「事実関係を確認した上で、適切に対処したい」と話している。
[時事通信社]