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ギジュツヒョウロンシャ

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［業種］出版


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編集局　書籍編集部
村下昇平（25歳）

【出身】京都大学工学部建築学科卒
【年収】非公開

これが私の仕事	PC入門書や技術系専門書といった書籍の編集。企画や校正などなど。編集の仕事はいろいろあるのですが、今まさにやっているのは、ある書籍の目次案の作成です。目次を作るということはとりもなおさずその本の構成を考えることです。もちろん専門的な書籍の場合は著者の方と相談しながら進めていくことになりますが、一般の方に向けたPCの解説書の場合は先に編集者のほうで情報の取捨選択をしておきます。どんな読者に向けた本なのかをしっかりと想定し、その読者がどんなことを知りたいかを考え、内容を過不足なく盛り込む必要があります。難しすぎては使えない本になってしまいますし、簡単すぎてもやはり、役に立ちません。価格やページ数の限られたなかで役に立てていただける本を実現するために、今日も頭をひねっているところです。

だからこの仕事が好き！一番うれしかったことにまつわるエピソード	いつも書店で見ている本を作る裏側を自分の目で見られたこと。まだまだ新入社員ですから、全てに携わった本が店頭に並んでいるわけではありません。企画書を読んだり、企画会議に出席したり、校正の手伝いをしたり。それだけのことなのですが、「自分の読んだあの本は、こんなことを考えて作られたのか」「こんな苦労があったのか」と、本の裏側に隠された企みや苦労を目の当たりにできるのは得難い経験で、毎日新しい発見があります。書店に並んだ本を見る目も自然と変わってきます。今後一年も経たないうちに自分で本を企画し編集していくようになることを考えると、こんなに沢山のことが自分にできるのかと心配になってしまいます。しかし、だからこそ「あんなとことをやってみたい」「こんなことをやれるようになろう」と、様々なことを調べたり、考えたり、身に付けたりすることをとても有意義に思っています。

ズバリ！私がこの会社を選んだ理由ここが好き	読書とITという二つの興味を両立させられそうだった。昔からずっと好きで、今でも休日になれば必ずやっていることはなんだろうと考えたとき、はじめに思い浮かぶのは読書、そして次に思い浮かぶのは、PCの前に座っている自分の姿です。PCを前に何をしているかといえば、インターネットを使ったり、プログラムを書いてみたり。ここなら本づくりに携わることもできるし、技術の勉強をすることも当たり前にやっていける。あまり交わることのなさそうに見える本とITという二つの領域を扱っているということが技術評論社の大きな魅力でした。

これまでのキャリア	2012年4月入社編集（現職）

この仕事のポイント

	編集・制作
	人の成長やスキルアップ、キャリアアップをサポートする仕事
	機敏なフットワークと行動力が必要な仕事
	その道のプロと呼ばれる人と一緒に進める仕事
	新しい動きに敏感になり、幅広い知識が身につく仕事
	常に新しいものに敏感な人向きの仕事

先輩からの就職活動アドバイス!

やりたくないことは（もちろん経験として大切だったり、そのうち面白くなってくることもあるとはいえ）長続きせず上手くいかなかったりするものです。一方で「これならやれそう」「これならちょっとばかりでもやる気が出そう」というものは、意外とそこらに落ちていたりするものです。将来の計画を立てたり自分を見つめなおしたり、そうやって観念に囚われ気に病むよりも、まずは気軽にやれそうなことを積み重ねていってください。