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体育祭での暴行、生徒17人「目撃した」滋賀県警が、亡くなった男子生徒の中学校などを関連先として捜索した暴行容疑について、いじめとみられる行為を生徒17人が体育祭の日に「目撃した」と証言していることが、市教委による全校生徒アンケートでわかった。伝聞を含めると、計38人がこの日に同様の行為があったと認識しており、県警は加害者とされる同級生らから近く事情を聞き、8月中にも立件の可否を判断する。 県警幹部によると、加害者とされる同級生は3人で、昨年9月29日、体育施設で行われた体育祭で、男子生徒の手足を鉢巻きで縛って羽交い締めにして殴ったり、口を粘着テープで塞いだりした疑いが持たれている。アンケートでは、いじめがあったとされる場所として、施設の観客席や階段などを挙げており、県警は、複数の場所で行われた可能性があるとみている。 男子生徒は12日後の同10月11日朝に自殺。加害者とされる同級生はこれまでの学校側の調査に「遊びのつもりだった」といじめを否定していた。 この体育祭での出来事について、アンケートに対して17人が直接目撃したとして、「体中を鉢巻きで拘束され、3、4人に殴られていた」などの暴力や、「死んだ蜂を食べさせられていた」などの嫌がらせがあったと書いていた。このうち記名が11人、無記名が6人だった。伝聞情報とした生徒は記名で6人、無記名で15人いた。 (2012年7月12日 読売新聞)
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