大津市は13日、中2男子生徒の自殺に関して学校側が実施したいじめアンケートの結果を市議会の教育厚生常任委員会で公表した。いじめの具体的な内容に加え、生徒が亡くなる前日、加害生徒に「僕、死にます」との電話をしていたとの記述があり、市議のほか傍聴人にも配られた。自治体が内部資料を傍聴人に提供するのは極めて異例だ。
中2男子自殺で学校側が実施したアンケート結果の概要を、大津市議会の教育厚生常任委員会で傍聴人らに配布する職員=13日午後
公表されたのは、昨年10月に実施された1回目と、11月に実施された2回目のアンケート結果。
1回目には「はちまきで首を絞められているのを見た」「死んだスズメを口の中に入れろと言われていた」などの証言が列挙された。(共同)
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