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大津市教育長“警察と連携不十分だった”
7月13日 19時31分

大津市教育長“警察と連携不十分だった”
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去年、大津市で中学2年生の男子生徒が自殺した問題で、市の教育委員会の澤村教育長は市議会での報告で、「結果的にはどこかの時点で捜査機関に相談すべきだった」と述べ、警察との連携が不十分だったという認識を示しました。

この問題で大津市議会は、教育委員会の調査や対応が十分だったのか確認する必要があるとして、委員会を開き、全校生徒を対象に行われたアンケートの内容などについて教育委員会から報告を受けました。
この中で、議員から「アンケートの事実関係を確認しないなど真剣さが足りなかったのではないか」という指摘や、「いじめは犯罪行為だという認識はなかったのか」といった厳しい質問が相次ぎました。
これに対して、澤村教育長は「結果的にどこかの時点で捜査機関に相談することが必要だったと思う」と述べ、警察との連携が不十分だったという認識を示しました。
また、大津市は越市長が設置の方針を示している外部の有識者らによる調査委員会について、調査結果を取りまとめるまで4か月ほどかかるという見通しを示しました。

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