近ごろ中国やベトナムなどで手足口病の患者が急増している中、韓国でも今年初の死者が発生した。
疾病管理本部は、7日に慶尚南道で死亡した入院中の女児(2歳7カ月)の可検物を採取して検査した結果、手足口病を引き起こす腸管ウイルス「エンテロウイルス71」が検出された、と12日に発表した。合併症を伴う手足口病による死亡は毎年1-2件発生しており、2009年は2件、10年は1件、昨年は2件報告された。手足口病に感染すると、発熱し、手や足、口腔内に水疱(すいほう)性の発疹が生じる。