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神羅万象ゼクスファクター―――オリストーリー短編(仮題)
作者:雑炊
とりあえず過去の遺物を短編くらいに纏めて思い切って晒してみることに。
今思ったけど、あんまりこういう作品は見た事ないな・・・・
因みにちょっとだけ中二病こじらせてるかも知れません。

―――・・・・ずっと・・・・その背中を見て育ってきた・・・・そして憧れていた・・・・・








「カイ!!見ろ!!外海獣だ!!!始めて見た!!!バラして売りに行くぞ!!!」

「ちょっまっ!兄貴!!ちょっと待て!!!」







―――・・・ずっと・・・・見守ってきた・・・







「イズナー、油揚げ食べるかー?それとも稲荷寿司にするかー?」

「後者で!!!」「あいよー」

「兄貴・・・・イズナを餌付けするなよ・・・・・・」

「? 何で?可愛いじゃん?」

「・・・・あのな・・・」







―――・・・ずっと・・・・離れて暮らしていた・・・・







ズドォォォォン!!!

「親父ー!序に母さーん!!給料上げろー!!!!」

「「そんな事の為にわざわざモップで学園長室の壁を壊すんじゃない!!!!」」
「やだ」

「即答!?」「・・・育て方を間違えたか・・・・・!」

「いや、ここ数年間、俺二人に育ててもらった憶え無いから・・・・・」

「「ぐふぁ!?」」

「え?喀血するほどの事だったか今の?事実じゃん・・・・」







―――・・・会った時から・・・気になっていた・・・・・






「・・・ん?・・おぉ、委員長ちゃん。こんな朝から先生の所にプリント取りに行ってたの?ご苦労さんだねぇ」

「お、大きなお世話です!!大体、何であなたはカイ君の双子のお兄さんなのに、用務員なんかやってるんですか!?」

「私の稼ぎはみな全てアイツの学費に回されます「生意気言ってごめんなさい・・・・」・・・・ん。大丈夫だからそんなに頭下げなくていいぞ・・・・・うん」







―――・・・会った時から、あいつはなんか気に食わなかった・・・・

「おう用務員野郎!!今日こそ勝負だ!!今度こそは俺が勝つ!!!ね、オヤビン!!」

「おう!!今日こそ本気の本気だぜ!!!」

「・・・・・・・カイ、GO」

「いやなんで俺だよ!?」

「・・・・・(チッ)行かんとけつの穴に波動砲はっしy「オラァァァァァァ!!!!死にやがれエッジィィィイィィ!!!!!!!」・・・・・さーて仕事仕事っと・・・・・」

ンナア!?ナンデオメーガクンダヨカイ!? ウルセェェェェェ!!シネェェェェェェ!!!オモニオレノヘイオンノタメニシネェェェェェ!!!







―――・・・会った瞬間に憧れた・・・・その強さに






「山田違う!!!その構えはもっとこういう風に猫足になるんだ!!」

「はい!!師匠!!!」

「・・・・ルリ丸。あんたそれで良いの?つーか山田って誰?」

「ググれカス!!」

「そうだよミミ子!ガッチさんは凄い人なんだよ!!」

「・・・いや、誰よソイツ・・・・」








―――・・・会った瞬間に確信した・・・・彼は異質だと・・・・・







「生徒会長。コレ此処で良いんですか?」

「うん。いつも手伝ってくれてすまないね」

「いやいや、コレも用務員の立派な仕事ってね・・・・あ、副会長。髪飾り拾ったからあげるよ。はい」

「いきなり何を渡してくるのよ・・・・しかも拾った物って・・・・・ちゃんと落し物として届けなさい」

「めんどいんでパス。あ、ケンケン髪飾りいらん?」

「ケンケンと呼ぶな!!!第一、呼んでいいのはカナト様だけだと何度言ったら分かる!!」

「えーと・・・もう5回言われてるから・・・・・あと95回」

「っ・・・・・!!」

「おお?やる気か?やる気なのかこのポンコツ執事が?悔しけりゃ月のお屋敷で頑張ってるヒツジの執事さん並にできるようになってからこいや。ん?」

「・・・・・いやあ二人とも仲良いなぁ・・・・ハハハハハ・・・・・・」

「・・・・ハァ・・・・なんか彼が用務員としてきてから、溜息が多くなった気がするわ・・・・・」


















様々な人に影響を与え続ける少年・・・・・・・・・それは世界の運命すらも捻じ曲げる。





「・・・・何者だ?」

「ハッ!スットンキョーな仮面被って人を襲ってるような変態君に教える義理ぁ無えよ!」

「おいカイ!!そのお面の足止め頼む!俺はこのお嬢ちゃん病院に連れてくわ!!という訳でおぶされ。因みに下心とかそういうのは一切ないから」

「寧ろあったらぶっ飛ばすわよ・・・というか、そのお嬢さんって言うの、やめてよ・・・っ!!」

「ああコラ!怪我してるんだから無茶すんなよ・・・・」











「友達が出来たのか・・・・・・・・ただ、三日三晩ぶっ続けで戦ってるって言うのは、兄ちゃん関心できねえなぁ・・・・・?」

「・・・うるせえな・・・結局勝てたんだから良いだろ?」

「待てカイ。お前あれは如何考えても引き分けだろう」

「いや、俺の方が有効打入ってた数は多かった。だから俺の勝ちだ」

「いやいやそれだったら、私の方が入ってただろう」

「いやいやいやそれは・・・・」

「・・・・・・おーい・・・・いい加減にしねえと二人とも世界の果てまでフルスイングでぶっ飛ばすぞ・・・・・?」












「・・・・む?新たな侵入者、か?」

「さあねぇ・・・・?とりあえず・・・・・苦戦してんな、カイ!!手はいるか?」

「いらねえよ!!寧ろそこで俺が何処まで成長したのかバッチリ見てろ糞兄貴!!!」

「ハッ!そしたら見せてもらうとすっかねぇ・・・・・危なくなったら助けてやるよ」

「応!!!」














「さて・・・・敵は自分と弟以外の生徒全員・・・・か・・・・・・・親父め・・・・用務員に無茶させすぎだろ・・・・・!!!つーか俺、こういうのは嫌いだって言うのに・・・・・・」

「グッ・・・・・とか、言っといて、もう俺達60人をボコボコにしてるじゃないか!!スッゲー良い笑顔でブツクサ文句垂れやがっ『ドゴッ』テブォ!?」

「五月蠅いぞ負け犬共。負け犬は負け犬らしく地面に這い蹲ってろ」













「・・・・・おや?おかしいね・・・・・私の知り得る未来には、()の姿は微塵も無かった筈・・・・・それに、私の情報網にも引っ掛からないとは・・・・・・何者かな?」

「さあな?・・・・・とりあえず言えるのは―――――




















俺が単なる用務員だって事くらいだよ―――――――――――――

















神羅万象:ゼクスファクター

(仮名)地味用務員最強伝説


始まるかどうか未定。


















「とりあえず理事長(テラ子安)!!給料の底上げを要求する!!!具体的には50%程度!!!!」

「いきなりバケツを使って扉を粉砕してから、何を言い出すのだね!?」
如何でしたでしょうか?

とりあえず纏めてみました。
一応稚拙な文ではありますが最後まで描いてあったので、見つけた時は驚きました。
確か春休みか何かの暇つぶしで書いた記憶が・・・?

まあ、大本はバラけてしまって、幾つか行方知れずになっているから、如何とは言えないのですがね・・・・・・ホント何処行ってしまったんだか・・・・・







試しに皆さんに聞きたいのですが・・・・・・・続き見てみたいですか?これ?
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