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自殺 19人が生徒への暴行を目撃か7月12日 6時19分
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大津市で中学2年生の男子生徒が自殺したことを巡り、警察は同級生らが体育大会で男子生徒を暴行した疑いで、11日夜、学校などを捜索しました。
学校のアンケートでは、「体育大会での暴行などを直接見た」と答えた生徒が19人に上っていて、警察は、目撃した生徒たちから聞き取りをして、来月中をめどに立件するかどうか判断する方針です。
去年10月、大津市で中学2年生の男子生徒がマンションから飛び降りて自殺し、大津市教育委員会は、生徒が複数の同級生からいじめを受けていたことを認めています。
警察は、自殺した生徒が受けていたとされるいじめと自殺との関連などを調べるため、生徒が通っていた中学校と大津市教育委員会を11日の夜に捜索しました。
警察によりますと、捜索の容疑は自殺のおよそ2週間前に学校が開いた体育大会の会場で、3人の同級生が生徒の手足を鉢巻きで縛るなどして暴行した疑いだということです。
学校が全校生徒を対象に行ったアンケートによりますと、この体育大会で、「男子生徒が暴行や嫌がらせを受けているのを直接見た」と答えた生徒が19人いて、「そうした話を聞いた」とする生徒と合わせると34人に上っています。警察は、学校側からアンケートの提出を受けて、こうした情報をすでに把握しており、目撃した生徒たちから夏休みに集中的に聞き取りを行い、来月中をめどに立件するかどうかを判断する方針です。
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