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J2上位を快走!湘南・チョウ監督(5月9日)
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【プロ野球】長野2打席連発 4安打4打点2012年7月13日 紙面から ◇巨人6−2広島巨人が長野の2打席連続本塁打を含む4安打4打点の活躍で快勝した。1回に先頭打者本塁打して先制すると2回には11号ソロで加点。8回は2点適時打を放った。沢村が7勝目。広島は再三の好機を生かし切れなかった。 ◇ 巨人の初回攻撃が始まり、あっという間の出来事だった。オレンジ一色に染まったライトスタンドに、電光石火のライナーが伸びた。長野が自身初となる初球先頭打者本塁打。続く2回にはレフトスタンドに11号ソロをたたき込み、これまた初体験となる2打席連続弾。8回にもダメ押しの2点適時打を放ち、4安打4打点の大爆発だ。 「出塁を意識していたので、ホームランは出来過ぎです」。チームを東京ドーム9連勝に導いた長野は照れたが、前夜の敗戦を断ち切る意味でも、大きな一発。岡崎ヘッドコーチも「今日は長野。初回から良い形で引っ張ってくれた」と大感謝のアーチだった。 86歳の渡辺球団会長までがオレンジユニホームを着て観戦した橙魂(とうこん)試合。2005年の実数発表以後最多となる4万6831人が詰め掛けた。大勢のG党が見守る中、長野のバットにもずっしりとジャイアンツ愛が詰まっていた。チームは大阪→岐阜→東京→名古屋→甲子園と過酷な移動の真っ最中。その胸には強行軍をともにするチーム関係者への深い感謝がある。「選手もそうですけど、裏方さんにも遅くまで作業をしてもらっている。そういうものに何とか応えたかった」。難病の黄色靱帯(じんたい)骨化症で手術を受けた越智のお見舞いに出向くなど、人一倍チーム愛が強い長野らしい、熱い言葉だった。 入団から3年連続2桁本塁打は、巨人の右打者では長嶋茂雄氏、原監督に続いて3人目。2度も指名を拒否してまでこだわった巨人で、大打者への階段を一歩一歩上る。13日からはナゴヤドーム14連勝中の中日との3連戦。最高の状態で、敵地・名古屋へ乗り込む。 (臼杵秀之) PR情報
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