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山口県知事選告示 4人が立候補
7月12日 17時38分

山口県知事選告示 4人が立候補
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任期満了に伴う山口県知事選挙が告示され、新人4人が立候補し、地域経済の活性化やエネルギー政策などを争点に選挙戦がスタートしました。

山口県知事選挙に立候補したのは、届け出順に、いずれも無所属の新人で、▽大阪府と大阪市の特別顧問を務めた、NPO法人所長の飯田哲也氏(53)、▽元県職員で医師の三輪茂之氏(53)、▽国土交通省の元審議官で、自民党と公明党が推薦する山本繁太郎氏(63)▽民主党を離党した元衆議院議員の高邑勉氏(38)、以上の4人です。
山口県知事選挙は、4期16年の二井関成知事が今期限りで引退することから、新人どうしの争いとなっています。
各候補は立候補を届け出たあと、街頭などで支持を訴えました。
▽飯田候補は「世界全体で起きている自然エネルギーの飛躍的な成長をこの山口で始めていきたい。そして、閉塞感に覆われた政治、経済、そして、社会の在り方を180度ひっくり返していきたい」と訴えました。
▽三輪候補は「県の課長として財政状況の厳しさを肌で実感しました。この経験を生かし、財政の健全化を図りながら、県民の皆さんの健康、安全を守っていきたい」と訴えました。
▽山本候補は「世界経済が停滞し、山口県においても雇用や産業の先行きが不安です。今の難しい時代を乗り越えるため、山口県民力を結集し、山口を再起動させ、輝く夢にあふれる県政を実現していきたい」と訴えました。
▽高邑候補は「子どもたちの未来のために今気付いた人たちから行動しなければならない。山口県の直面する課題、雇用や産業の空洞化に1つの答えを出すために、この知事選挙にチャレンジします」と訴えました。
今回の選挙は、自民・公明両党が推薦する候補や、政党とは一線を画す候補らが争う構図です。
選挙戦では、低迷が続く地域経済の立て直しが争点となるほか、山口県には、新たな原子力発電所の建設計画があり、今後のエネルギー政策なども争点となる見通しです。
特定の支持政党を持たない、いわゆる無党派層が膨らむなか、各候補が無党派層にどのように支持を広げていくかがひとつの焦点になるものとみられます。
投票は、一部の地域を除いて今月29日に行われ、即日開票されます。

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