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風しん患者急増 東京都が注意7月12日 17時12分
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発熱や発疹の症状が出る「風しん」の感染が東京都内で広がり、今月に入って患者が急激に増えていることが分かりました。
東京都は、予防接種やうがいを行うなどして感染に注意するよう呼びかけています。
風しんは、せきやくしゃみなどを通じて感染して発症すると熱や発疹などの症状が出ます。
ことしは春以降、近畿地方などを中心に感染が広がり、東京都によりますと、都内でも先月上旬から感染が広がり始めました。
そして今月8日までの1週間に確認された都内の患者の数は39人で、前の週の3倍近くに増えています。
患者は30代の男性が多いということです。
都によりますと、30代から40代の男性は幼児期などに予防接種の対象外だった人が多いということで、こうした人を中心に感染が広がっているとみられています。
また、妊娠初期の女性が感染すると、生まれてくる赤ちゃんに先天性の心疾患や難聴などを引き起こすおそれがあるということです。
東京都は、予防接種やうがいなどを行うよう呼びかけるとともに、特に妊娠している女性は感染に注意するよう呼びかけています。
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