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警察庁 警察の相談対応を調査7月12日 16時0分
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滋賀県大津市で中学2年生の男子生徒が自殺した問題で、生徒の遺族が去年、3回にわたって警察に相談したものの被害届が受理されなかったことに関連して、警察庁の片桐長官は12日の記者会見で、これまでの警察の対応に問題がなかったかどうか事実関係を調査していることを明らかにしました。
この問題では、男子生徒が自殺した去年10月から12月にかけて生徒の遺族が滋賀県の大津警察署に3回にわたって相談に訪れましたが、警察はこれまでに被害届を受理していません。
これに関連して、片桐長官は12日の記者会見で、当時、遺族と警察署の担当者の間で具体的にどのようなやり取りが行われたのかや、学校側からどのような聞き取りを行ったのかなどについて事実関係を調査していることを明らかにしました。
また、片桐長官は11日、警察が学校などを捜索したことに関連して、一般的な話と断ったうえで「いじめの問題については、一義的には教育現場の対応を尊重していくべきだと思っているが、少年の生命身体の安全が脅かされるような重大事案があれば、警察として積極的に捜査や補導などの措置を講じていかなければならない」と述べました。
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