最終更新: 2012/07/13 00:36

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滋賀・大津市男子中2生自殺 越市長に電話で話を聞きました。

滋賀・大津市で中学2年の男子生徒が自殺した問題で、大津市の越 直美市長に電話で話を伺いました。

(追加のアンケートをしていた。アンケートの内容については口外しないという取り決めをしていた。こうしたアンケートの内容などに触れてどう感じる?)
アンケートには、本当に非常に重要な事実があったにもかかわらず、それを見落としていて、それについて聞き取り調査ができていなかったということで、本当に今回の調査は、あらためて、不十分でずさんだったと思っていまして、この点について、ご遺族の方に心からおわびをしたいと思っています。

(市長は、いじめがあったということを前提にして調査をしたいと、遺族とも和解の方向に転じている。一方で教育委員会は、全く違った、つまり因果関係についてはわからないとこれまでと同じ姿勢。この温度差や向き合い方の違いはなぜ?)
因果関係というのは、まさに法律の専門的なところで、最終的に裁判所で判断されることだと思っています。
しかし、これだけ今までの調査が、教育委員会と学校の調査が不十分で、ずさんなものだったことで、原告の側が、訴訟で因果関係を立証するのは本当に大変なことです。
そういったいい加減な調査をしてしまったということで、もう一度、私としては、真実を徹底した調査で解明をしたいと思っています。
なかなかそれを、もう一度教育委員会でやるのは難しいと思っています。

(徹底した調査をやるのはいいことだと思うが、アンケートに書かれている内容というのは、これはこれで十二分に具体的、かつ、非常に何があったのかについて、生徒たちは心を痛めながら書いているもの。これをきちっと向き合わなければ、どんな調査をしても同じなのでは?)
それはまさにおっしゃるとおりだと思います。
まず、アンケートに書かれていることについて、まず、それが向き合って、それが記名であれば、書かれた生徒の方にお聞きして、いったいどういうことがあって、そういうことを書かれたのかということを聞いていくことが大事だと思っています。

(今後、教育委員会を風通しのいい方向に持っていきたいと思わないか?)
おっしゃるとおりです。
今回のような、ずさんな調査をしてしまったということで、まず外部委員会を立ち上げて調査をする一番の目的は、学校で何があったかという事実関係の調査ですが、その中で、やはり教育委員会の体質というものについても、明らかになってくるんだと思っております。

(市長はいじめをなくしたいと話していた。何をやるべきだと思うか?)
やはり今は、事実関係の調査というのが一番です。
それがご遺族が一番望まれていることだと思っています。

(07/11 17:25)


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