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大津いじめ、県警捜査…中2自殺の実態解明へ大津市立中学2年の男子生徒(当時13歳)がいじめを苦に自殺したとされる問題で、滋賀県警は11日、少年事件を担当する生活安全部の捜査員約20人で専従班を設置、捜査に乗り出した。加害者とされる同級生らから任意で事情聴取などを進め、市教委が実施した同校生徒への2回のアンケートでわかった男子生徒への暴行や嫌がらせなど、いじめの実態解明を目指す。 男子生徒へのいじめについては、アンケート結果などを通じ、「トイレで殴る」などの暴力行為や「ハチの死骸を食べさせる」などの嫌がらせがあったことがわかった。「脅して銀行口座番号を教えさせ、金をとった」という恐喝行為もあったとされ、「『自殺の練習』といって首を絞めた」「葬式ごっこしていた」との情報もある。 県警はこうした行為が、強要や暴力行為などに当たる可能性があるとみている。同部の少年事件特別捜査隊を中心とした専従班が、同級生や目撃した生徒らから任意で事情を聞き、慎重に調べる。 いじめを巡っては、男子生徒の自殺直後から昨年末までに3度、父親が県警大津署に被害届を出そうとした。これに対し、署は「被害者が(死亡していて)不在で、刑事事件としての事実認定は難しい」「加害者を家庭裁判所に送っても処分がどうなるか、わからない」などと受理しなかった。男子生徒の父親は、改めて同署に被害届を出すという。 県警幹部は「少年一人が命を自ら絶ったのだから、何があったか事実や原因を究明する。自殺を事前に防げなかったか、再発防止も含め、専門の捜査員を入れて集中的に捜査したい」と話している。 (2012年7月11日 読売新聞)
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