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自殺生徒の相談「家庭内の問題」 大津市教育長

京都新聞 7月12日(木)22時59分配信

 大津市の澤村憲次教育長は12日、自殺の直接の因果関係は「判断できない」と繰り返した一方、「いじめが要因の一つ」と言及した。自殺した生徒が教諭に相談した悩みは「家庭内の問題」だったことも明らかにした。記者団との主なやりとりは次の通り。
 −昨年9月に生徒が泣きながら教諭に相談した「学校外」の悩みとは何か。
 「個人情報で詳細な中身は言えないが、家庭の中のこと。(今後)生徒が置かれていた家庭環境などについても背景調査が実施されるだろう」
 −さまざまな自殺の要因という中に、いじめは入っているのか。
 「要因の一つだと思っている。これまでも、このことを否定してきた覚えはない。自殺の直接の因果関係は判断できない」
 −生徒や教諭への聞き取り調査の内容を記したメモやノートをすべて確認したのか。
 「すべてコピーして確認したわけではない。学校側で整理された文書で結果の報告を受けている」
 −2回目のアンケートの実施を遺族に伝えなかった理由は。
 「遺族の依頼を受けて実施したが、そのときに伝えそびれた」

最終更新:7月12日(木)22時59分

京都新聞

 

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