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富岡製糸場 世界遺産に推薦へ
7月12日 17時29分

富岡製糸場 世界遺産に推薦へ
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文化庁の委員会は、ユネスコの世界文化遺産に群馬県にある日本で最初の官営の製糸工場「富岡製糸場」を推薦することを決め、再来年、平成26年の登録を目指すことになりました。

文化庁の世界文化遺産特別委員会は、12日、世界文化遺産に推薦する候補について審議しました。
その結果、現在10件ある推薦する候補のうち、群馬県にある明治5年に作られた日本で初めての官営の製糸工場「富岡製糸場と絹産業遺産群」について、品質の高い生糸を大量生産して海外に輸出し絹を世界に広めたほか、製糸技術の革新を進め世界の絹産業の発展に重要な役割を果たしたという価値が認められるとして、世界文化遺産に推薦することを決めました。
今後、政府が正式に推薦を決めたあとユネスコに推薦書を提出し、平成26年のユネスコの世界遺産委員会で審査されることになっています。
国内では現在、去年登録された岩手県の「平泉の文化遺産」など12件が世界文化遺産に登録されていて、来年夏には、山梨県と静岡県の「富士山」と神奈川県の「鎌倉」の審査が行われることになっています。

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