LGがオスラムのLED特許侵害、米で判定

 10日のブルームバーグ電によると、米国際貿易委員会(ITC)はLG電子、LGイノテックが生産したLED(発光ダイオード)電灯がドイツ企業オスラムの特許を侵害しているとの仮決定を下した。

 問題の特許は、青色光を白色光に変換する技術に関するものだ。ITCが最終的に特許侵害と認定した場合には、米国はLGのLED電灯の輸入を差し止めることになる。

 オスラムはLG、サムスンディスプレーを相手取り、米国、ドイツ、日本、中国、韓国などで10件以上の特許訴訟を起こしている。LG、サムスンもオスラムを逆提訴している状態だ。韓国の貿易委員会は、LGとオスラムが相互に特許侵害の申し立てを行ったのに対し、いずれも嫌疑なしとの判定を下していた。

朴淳燦(パク・スンチャン)記者
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