薬店がネット通販強化/医薬品の解禁も視野に/取扱商品を拡充、物流も強化
ドラッグストアチェーンの運営会社がネット通販事業を強化している。ココカラファインは12年4月16日、第3類医薬品や日用品などを販売する通販サイトを5サイト開設。ツルハホールディングスは今年10月までにネット通販で取り扱う商品数を3万品目に拡大する。ウエルシアプラス(本社埼玉県)は翌日配送サービスに対応する商品数を増やし、顧客満足度の向上につなげている。各社ともドラッグ店の既存顧客をネットで囲い込み、売り上げを底上げするとともに、第1類・第2類の医薬品ネット通販が解禁となった際、速やかに販売できる体制を今のうちに作りたいという思惑があるようだ。顧客情報を一元管理
ココカラファインは子会社のセイジョーからネット通販事業を移管し、サイト制作や顧客情報を一元管理できるシステムを構築。「ココカラファイン.(ドット)ネット」など5サイトを開設。傘下の「セイジョー」「セガミメディクス」など子会社別にサイトを分けた。取り扱う商品数は約2万品目。実店舗のドラッグ店と同等の品ぞろえを確保した。本社内にコールセンターを設置し、顧客のアフターフォローを担当。4月16日には東京都東村山市に物流センターを新設、配送体制も強化した。
新規顧客の獲得を狙い販促も強化している。4月16~22日の1週間は、送料無料となる金額を通常の3000円から1000円に下げた。5月6日までに会員登録した顧客には、ネット店で使える割引ポイント2万円相当を進呈している。(続きは本紙5月17日号で)
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