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第1482回 スペインの銀行救済

★スペインの銀行救済問題 1000億ユーロを限度額とする事と将来の制度設計後、恒久的な欧州救済基金が直接的な資本注入をするということが決まっているが、実務上の諸問題に関しては、具体的な合意に至っていない。

★スペインがこだわる欧州から銀行への直接的な資本注入 これが実現すれば、スペイン政府は銀行の負債を背負わないでも済む。しかし、一部の国はこれに否定的であり、銀行への直接注入であっても、スペイン政府の保証は必要としている。

★銀行というのは、一種の植民地支配の手段であり道具でもある。投資配当と融資利益を利用し、投資先から資金を吸収する構造を持っており、これが税と銀行配当と預金金利などで国内に循環する構造になっている。『利益は自国のもの、損失は他国』にでは他国が納得しないのは当たり前である。

★スペインの失業率は20%を超えており、続きは■渡邉哲也の今世界で何が起きているのか http://foomii.com/00049

■スペインの銀行、救済基金の債券受け取りでECB資金利用へ
http://www.bloomberg.co.jp/news/123-M6YE906S972801.html
デギンドス経済相は10日、ブリュッセルでの欧州財務相会合後に記者団に対し、スペインの銀行再建基金(FROB)がユーロ圏の暫定基金である欧州金融安定ファシリティー(EFSF)発行の債券を銀行に支給し、銀行は「流動性が必要になれば、ECBを通じてこれを資金に換えられる」と語った。
ECBの報道官はコメントを控えた。

■ドイツ財務相:スペイン支援の覚書を20日最終合意する準備が行われた
http://www.bloomberg.co.jp/news/123-M6X4YD6K50ZF01.html

■独財務相:銀行直接支援でも国は債務免れない−ドイツ政府が想定
http://www.bloomberg.co.jp/news/123-M6X9976K50YK01.html

■ユーロ圏財務相:スペインに赤字削減策強化促す−目標は緩和
http://www.bloomberg.co.jp/news/123-M6XFG16TTDTS01.html

●スペイン失業率上昇へ、13年初めに25.4%でピークに−OECD
http://www.bloomberg.co.jp/news/123-M6XUTG6K512401.html
●スペイン:6月の住宅価格、前年比10.8%下落−TINSA
http://www.bloomberg.co.jp/news/123-M6XKVD6K50ZP01.html

★昨日の市況★

■今日の国内市況(7月10日):株式、債券、為替市場
http://www.bloomberg.co.jp/news/123-M6XMOI07SXKZ01.html
●日本株4日続落、中国景気懸念広がり輸出、金融安い−午後下げ転換
 東京株式相場は4営業日続落。中国で発表された貿易統計で輸出入の伸びが鈍化したことを受け、同国景気の減速懸念が広がった。欧州債務危機への警戒感も根強く残り、機械や精密機器、輸送用機器など輸出関連株が安く、海運株も下落。証券や保険といった金融株も売られた。
 TOPIXの終値は前日比5.33ポイント(0.7%)安の758.60、日経平均株価は同39円15銭(0.4%)安の8857円73銭。

●ユーロ97円台後半で上値重い、欧州救済の枠組みに依然不透明感
 東京外国為替市場では、ユーロが下落し、対円では1ユーロ=97円台後半を中心に取引された。ユーロ圏財務相会合後も欧州債務問題に対する抜本的解決策への期待感が薄い中、スペイン10年債利回りが7%付近で高止まり。先行き不透明感からユーロの上値が抑えられた。
 ユーロは98円06銭を上値に午後にかけてじりじりと水準を切り下げ、一時は97円55銭を付けた。午後4時現在は97円68銭付近で推移している。前日には一時97円43銭と、6月5日以来の安値を付けたあと、海外市場で98円13銭まで反発していた。一方、ドル・円相場は朝方に付けた1ドル=79円60銭から、じりじりとドル安・円高が進み、午後の取引終盤には一時79円36銭と、2日以来の円高値を付けた。午後4時現在は79円42銭付近で取引されている。

■グローバル・ストックマーケット・サマリー【アジア・太平洋編】
http://www.bloomberg.co.jp/news/123-M6Y0X807SXKX01.html
【香港株式市況】
 香港株式相場は下落。ハンセン指数が3営業日続落となった。10日発表された6月の中国輸入の伸びが市場予想を下回ったことで、同国経済が鈍化しつつあるとの懸念が強まった。 ハンセン指数は前日比31.73ポイント(0.2%)安の19396.36で終了。ハンセン中国企業株(H株)指数は0.6%安の9386.66で引けた。

【中国株式市況】
 中国株式相場は続落。上海総合指数が半年ぶりの安値で引けた。10日発表された6月の中国貿易統計で、輸入増加率が市場予想を下回ったことに加え、輸出の伸びが前月を下回ったことが売り材料となった。
 上海証券取引所の人民元建てA株と外貨建てB株の両方に連動する上海総合指数は前日比6.38ポイント(0.3%)安の2164.44と、1月6日以来の安値で終了。上海、深?両証取のA株に連動するCSI300指数は0.4%安の2406.71で引けた。

■7月10日の欧州マーケットサマリー:株が1週間ぶり上昇、指標好感
http://www.bloomberg.co.jp/news/123-M6YFGC0J1I6E01.html
◎欧州株:上昇、スペイン銀行支援や経済指標好感−ASML高い
 10日の欧州株式相場は1週間ぶりに上昇。英国の製造業生産とイタリアの鉱工業生産が予想に反して増加したほか、ユーロ圏諸国がスペインの銀行支援の早期開始で合意したことが手掛かりとなった。
 オランダの半導体製造装置メーカー、ASMLホールディングは2008年以降で最大の上げとなった。米インテルがASMLに最大41億ドル出資することが好感された。英銀バークレイズは2.2%上昇。同行のマーカス・エイジアス会長は、ロバート・ダイアモンド前最高経営責任者(CEO)が繰り延べ支払いの賞与受け取りを辞退したと語った。
 一方、フランスの医薬品メーカー、イプセンは11%急落。米規制当局が同社の2つの臨床試験を中断させたことが売り材料。
 ストックス欧州600指数は前日比0.8%高の255.60で終了。週間ベースでは6週連続で上げており、このままいけば10年4月以降で最長の上げ局面となる。

◎欧州債:スペイン10年債上昇、利回り7%下回る−英国債変わらず
 10日の欧州債市場ではスペイン10年債相場が5営業日ぶりに上昇し、利回りは7%を下回った。ユーロ圏各国がスペインの銀行向け救済融資の迅速な実施で合意したことが手掛かり。
 スペイン向け措置で債務危機波及を食い止められるとの観測が広がり、イタリア国債も上昇した。ユーロ圏財務相会合(ユーログループ)は月内に300億ユーロをスペインに融資することで合意した。ドイツ2年債利回りは3営業日連続でマイナスとなった。オランダはこの日、25億5000万ユーロ相当の3年債を過去最低の利回りで発行。ギリシャも6カ月物証券の入札を実施した。
 ロンドン時間午後4時29分現在、スペイン10年債利回りは前日比24ベーシスポイント(bp、1bp=0.01%)低下の6.82%。同国債(表面利率5.85%、2022年1月償還)価格は1.58上げ93.31。イタリア10年債利回りは15bp低下し5.96%。
 ユーログループはスペインが財政赤字を国内総生産(GDP)比率で3%未満に縮小する期限を1年先送りして2014年とすることを支持。同国向け融資の残存期間は平均12.5年で、最長15年となる見通し。救済基金から銀行への直接資本注入を可能にすることで政府の負担を増やさない方針。
 ドイツ2年債利回りはゼロ。一時はマイナス0.016%と、6日に付けた過去最低のマイナス0.018%に近づいた。10年債利回りはほぼ変わらずの1.32%。6月1日には1.127%まで下げ、これまでの最低を記録した。

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善隣友好?

日本の政局はなぜこうも混乱するか。

前略
経済問題と政治の混迷は互いに因果関係にある。日本政府の経済政策の力不足、政策の自立性の欠如が、現在の政局の混乱をもたらしたのだ。野田政権が早期衆院解散・総選挙の強い圧力に耐えることは難しい。中略

「親米は日本にとって良い選択というわけではない」とある専門家は指摘する。現在、新興の発展市場としてアジアの台頭が世界的に注目されている。日本にとって領土問題を利用して紛争を引き起こすことは決して賢明なことではない。アジア太平洋諸国との善隣友好、協力強化こそが大きな流れなのだ。(編集NA)

「人民網日本語版」2012年7月10日

善隣友好とは、メリケンと別れて中華大帝国様の言う事をすべて受け入れる事アル!・・・・と言いたいらしい。

拝金原理主義が国家指導者レベルまで蔓延し、上下一体汚職まみれで、不動産バブルも見事にはじけ、経済成長も急降下中の支那にふざけたことを言われる筋合いはねぇー!w 削除

2012/7/11(水) 午前 8:30 [ ピンボケ ]

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ギリシャのDQNぶりと言えば、まずは脱税の酷さがあげられますが、脱税の総額や、職業別の脱税の多さや、地域別の脱税の頻度などを分析した論文があります。404KB程度のpdfです。
http://faculty.chicagobooth.edu/adair.morse/research/TaxEvasionWeb.pdf
本文を読み飛ばしてappendixの表やグラフだけでも面白い。page 35にギリシャの地図があって、どの辺で脱税が多いかが推定されています。

アブストラクトによると、脱税の総額は最低でもEUR28bnで、これは2009年度の財政赤字の31%に相当。職業では、医者、エンジニア、家庭教師、会計士、金融業従事者、弁護士などがよく脱税をしていると分析されています。そして、これらの職業は、往々にして国会議員に対する影響力が大きいとか。

2012/7/11(水) 午前 10:53 [ equus ]

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戸締役様、皆様こんばんわ〜〜
それにしても野田のTPPに賭ける執念、実るのかね?まあ、元は菅だけど…
んまそれはともかく…
>>page 35にギリシャの地図があって、どの辺で脱税が多いかが推定されています。
…失業率とかと比較したら面白いかも。まあ、胸糞悪い結果でしょうが。しっかし南部の方の脱税はヒデェな。マジかい。
>>利益は自国のもの、損失は他国
…これを国内に置き換えれば、あっという間にトリクルアップ理論の出来あがり。
>>善隣友好とは、メリケンと別れて中華大帝国様の言う事をすべて受け入れる事アル!
…それを実行しようとして自壊したある政権与党があってだな…
さて? 削除

2012/7/11(水) 午後 8:09 [ やまちゃん ]

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>page 35にギリシャの地図があって、どの辺で脱税が多いか

脱税が多いと推定されている地域の中でも、サークルで囲んである地域、Larissaなんですが、一人当たりのPorsche Cayennesの保有率が、OECD平均の2倍だそうで。ギリシャではPorsche Cayennesは1500車しか売れていないそうですけど。

2012/7/11(水) 午後 9:18 [ equus ]

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LIBORスキャンダルの件で、インタラクティブ・グラフィクス。
http://graphics.thomsonreuters.com/12/07/GLB_LIBOR0712_VF.html
BTMUは東京三菱さん。

2012/7/11(水) 午後 9:26 [ equus ]

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