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大飯原発4号機 18日夜起動へ7月11日 19時19分
福井県にある大飯原子力発電所では「フル稼働」に達した3号機に続き、4号機でも、運転再開に向けて準備作業が進められていて、関西電力は、今月18日の夜に原子炉を起動することを決めました。
4号機は、早ければ25日に「フル稼働」に達する見通しです。
大飯原発では、9日、「フル稼動」に達した3号機に続き、4号機でも運転再開に向けて発電用のタービンにつながる配管の洗浄などの準備作業が進められています。
関西電力は、今後行う原子炉の制御棒の機能を確認する検査などに問題がなければ、今月18日の夜に制御棒を引き抜き、原子炉を起動することを決めました。
4号機では、原子炉が、翌19日の朝に核分裂が連続して起こる「臨界」に達し、早ければ21日に発電を開始して25日に3号機とともに「フル稼働」に達する見通しです。
大飯原発4号機が運転を再開すれば、およそ4か月ぶりに国内で原発2基が運転することになります。
4号機の運転再開に当たって政府は、フル稼働に達するまで3号機と同じように、経済産業省の副大臣や原子力安全・保安院の幹部を現地に常駐させるなどして、トラブルや事故に備えることにしています。
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