古尾谷雅博のブログ

多くのコメントをありがとうございます。
一つ一つにコメントは難しいのでここで思いをつづります。


さて、こういったご意見が多く寄せられるのは予想しておりました。

所で、色々と意見をいただいた中で、少し皆さんに冷静になって考えていただきたいと思い、ここにつづります。

皆さんは私の過去の議会での一般質問を見ていただいたでしょうか。
過去のブログに張り付けているので見てみてください。（２つ前かな？）

おそらく、見られていない方が多いと思います。

１２月の議会で５０分くらいかけて質問させていただいております。


さて、その時点で教育長が確定した内容や今の報道を整理してみると

少年が亡くなる前に
同級生が２度「あれはイジメだ」と先生に報告。
そして、お金の使い方についてお父さんが先生に相談。
亡くなった生徒が先生に泣きながら相談。

ここだけ見ても、学校が放置していたのはおかしいと思いませんか？

さらに、報道が正しいと仮定すれば先生の前でもイジメがあり

教科書を破られたとされている報道から、教科担任はなぜそれを不思議と思わなかったのか。


今回の事件、私は防ぐことができた事件だと思っています。

このイジメは陰湿な昨今増えてきている、見つけにくいイジメでなく、

一昔前に多かったタイプのイジメです。

絶対に見つけることができたはずです。

しかし、学校はいまだに気付かなかったと言い続け

当時も放置しました。

考えてみてください。

先生の前でイジメをして怒られなかったら、
中学２年の精神年齢では、ここまでは許されると勘違いすると思いませんか。

同級生があれはイジメだと駆け付けたのを知って、それでも怒られなかったら許容範囲だと勘違いしてしまうのではないでしょうか。

そして、学校は何もしなかった。

加害者とされる子を呼び出し、親を呼び出して厳重注意をしたという話は聞いたことがありません。

今回、私は、学校や教育委員会が一番の加害者だと思っています。

もっと早期に、学校が対応していれば。。。

そして、そのチャンスがたくさんあった。

きちんと怒っていたら、亡くなった生徒は自殺なんてしなかったと思っています。

加害者とされる生徒も、そこまで追い詰めなかったと思います。

また、本心は１１月なり１２月の時点で警察が動いて逮捕されるべきだったとも思っています。

しかし、それとは別に
彼らは今２度目の社会的制裁を受けています。
しかも、教育委員会の怠慢から再び再燃した状態です。

生徒が自殺した直後も彼らは社会からバッシングをあびていました。
学校に行けずにいました。苦しんでいたと思います。

私の心の半分は自業自得だと思っています。

しかし、もう半分では彼らは一生このことを背負いながらも、生きていかなければならないと思っています。

そして今、再びバッシングをあびています。

逮捕され、少年委員なり、刑務所なりに入ったならばそこで罪を償う事ができますが
今のままでは彼らは、どのように罪を償い、更生していく道があるのかわからないです。

「何人かが、家族だったらそんなことが言えるのか？」
と質問していただいてました。
分かっています。
もし、私の家族ならそんなことは絶対に言えません。
断言できます。

しかし、私は市議会議員として公職でいるものです。

加害者とされる生徒が、この後、社会に追い詰められて、自殺なんてことはあってはならないと明確に皆様に伝えます。

このまま、社会がヒートアップし続け加害者とされた子が自殺に追い込まれるような社会なら
その社会は正しい社会だとは私は思いません。

私の思いはそこにあります。

さらに私の過去の体験を付け加えるなら

私は、中学生の時、ヤンキーと言われる生徒と喧嘩をしたことがありました。

そして、その後その噂を聞いた担任はかけて付けてきて

いじめられてないか？大丈夫か？何かあったらすぐに言えよ！
と離してくれない事がありました。
本当に、ただの喧嘩だったのですが。。。

そして、次の日も目が合うといきなり言われました。

さらには、数日間休み時間などに用もないのに教室に現れ、様子をうかがってくれました。

このイジメを聞いたとき、担任はなぜそういった行動も起こさなかったのかと、思います。

学校の先生て、そういうもんじゃないのかとも思っています。

それが出来なくなった学校。。。

ここが一番の問題なのではないでしょうか。

この思いが、日本全国の方に伝わることを心より願います。

最後に、こういった事が次におこらないようにどう対処するのか。

それも、私たちの務めだと思っています。

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