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ボイジャー・オブ・ザ・シーズ、新入国審査で1時間40分
港
2012/06/22
法務省入国管理局が21日、博多港に入港した「ボイジャー・オブ・ザ・シーズ」(13万7276トン)で入国審査の簡素化を初実施し、下船時間は1時間40分だった。福岡入管が明らかにした。乗客2000人の場合は平均3時間という従来の所要時間を考えると、大幅に改善されたことになる。

入国管理局は船内のダイニングに手続き用のブースを30、入国審査官を40人用意し審査にあたった。ただ福岡入管によると、配置できる入国審査官の人数は「40人が最大」。博多港では今月30日に「ボイジャー・オブ・ザ・シーズ」と「コスタ・ビクトリア」の入港を控えるが、40人という人数を超えて配置することはないという。また今後40人という人数が保たれるかは未定。

今回の新方式は、顔写真撮影を省き指紋採取に絞る一方、これまで海外臨船で入港前に済ませていた手続きを下船時に行うもの。「ボイジャー・オブ・ザ・シーズ」の入国審査対策で発案された。







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