2012-06-23
六月的秦昊【Illustration】+忘れられない誕生日
すっかりTwitterメインの生活になってしまいブログが放置状態ですが、絵は描いております。
そして変わらず秦昊さんに夢中です ( ●´ω`●)ゞ
本当は、5月の秦昊さんのお誕生日にもTwitterのお仲間で一発ぶち上げまして、ここで書きたいこともいろいろあるのですが、まだ終結してない締め部分が残ってるので、そのお話はまた次回にしますね。
5月の秦昊さんは、ロウ・イエ監督の『浮城謎事』がカンヌ映画祭の「ある視点」部門にノミネートされカンヌ入り、その間雑誌の撮影やインタビュー等で、それはそれは忙しくされていました。秦昊さんの新浪微博(中国版Twitter)は毎日のように更新され、素敵な写真がたくさん曝光され、私も続々と入って来る情報を追って騒ぎすぎて、萌え疲れでぐったりしたり…(笑)
そんな華やかな状況と裏腹に、当の秦昊さんの心境はあまりよくないようでした。秦昊さんは「今までは頑固に作品を選んできたけど、このままでは金銭的に自分も親も養えないので、これからはテレビドラマやバラエティーにも出るし、多分歌も歌います。とにかく金を稼ぎます」宣言をしていました。そしてその宣言どおり、カンヌ以降仕事はぎゅーぎゅーに詰まっていました。
これまでストイックなまでに自分が認めた脚本や監督の作品にしか出ず、「文芸映画」にこだわっていて、“文艺一哥”などと呼ばれていた秦昊さん。今まさに岐路に立って「もうここからは引き返せない」と悲壮な覚悟をしている姿が、私には見えるようでした。
秦昊さんがわりとオープンに鬱々しておられたので(笑)、私も心情的にさんざん振り回されたあげく「でも、誰だって好きな仕事ばっかりしてるわけじゃないし、どんな仕事にも辛さと楽しみはあるはず。秦昊さん、しっかりして」という気分に正直なったりもしましたが、いや、待てよと思い直しました。もしこれがイラストレーターだったら…
それまでやりたい仕事だけをやっていた人が「食べていけないので、これからは職能イラストレーターになって、仕事がくれば何でも描きます」と言っているのと同じこと。それがどんなことかなら、私にもよくわかる。そしてどうっと怒濤の悲しみが押し寄せてきました。そして秦昊さんを励ましたいと思って描いた絵が上の絵です。「あなたとあなたの演じる役は、私にここまで影響を与えました。あなたとあなたの演技には、その力があります。自分に自信をもって進んでください」的なコメントを付けました(エラソー)。お返事とかはなかったので、見てくれたかもわからなかったですが…
去る6/18は、私の誕生日でした。私は、秦昊さんから「おめでとう」って言ってもらえたら、どんなに幸せだろうと思いました。そして、前日に2枚の絵を秦昊さんに宛てて新浪微博にアップしました。
白状しますと「明日私のお誕生日なので、おめでとうって言ってくれませんか」と言いたい気持ちがありました。一番欲しいプレゼント、自力で取りに行こうかと…でも実際コメントを中文を書き始めたら、とてもそんなことは言えなくなり、親みたいに身体の心配の言葉しか出てこない。結局大事な人には要求ってできないなあと思いました。ただひたすら、元気でいてほしいし、疲れていたら休んでほしい。身体を大切にして、できるだけ幸せな気持ちで毎日過ごしてほしい。そういうことしか言えない、ほんと親みたいです(笑)。でも誕生日云々はともかく、もし昊さんが自分の絵にコメントをくれたら、それが自分の一番のプレゼントになるって思いました。
私の中文はいつもぐちゃぐちゃなので、今回はコメントを中国の友達・小茂くんに添削してもらいました。小茂くんは、重慶に住んでいる、秦昊ファン仲間です。
私は微博のアイコンを自分で描いた江誠(SPRING FEVERで秦昊さんが演じた主役)にしているので、小茂くんは最初私を男だと思っていて、年をバラしたら「そんな叔父さん級の人が、そんな熱心な秦昊ファンなのか」とさらにびっくりして、私を「叔(シュウ)」と呼ぶようになりました。「おじさん」の意味です。おもしろいのでそのまま叔父さんぶっていましたが、すぐにおばさんだとばれました。それから小茂くんとは、よく微博でおしゃべりしています。
小茂くんは私のコメントを添削した上正しい中文に直してくれて「あえて深い文に直したりはしてないよ、あまりよくできた文だと、誰かが手を入れたって昊兄にバレるからね」と言っていました。つまり私の文が稚拙だということなのですが(笑)、そこまで気遣ってくれる小茂は優しいなあと思いました。
絵をアップした当日は、反応が気になってしょうがなく、勉強したりウォーキングしたりスプラッタ映画を見たり、とにかく気を紛らわせようと必死でした。今回の絵はとても丁寧に描いたので、もしかして気に入ってくれるんじゃないかなと、淡い期待を抱いていました。でも結局反応はなくて、私は気の抜けた風船みたいにしぼんでしまいました。いつも何かとやる気まんまんの私が、立ち上がれないほどのショックを受けました。でも、自分はいつのまにかすごく贅沢になっている、コメントがもらえないなんて当たり前のことだ、と思い直しました。
翌日の誕生日は、特にTwitterのお友達からたくさんのおめでとうコメントをいただきました。中には秦昊さんの画像でカードを作ってくれた方々も居て、それは殊更に私を喜ばせました。友達や家族からもプレゼントが届き、お昼は会社の友達がごちそうしてくれて、前日の落ち込みから立ち直り、すごく幸せな気持ちになりました。
夕方17時前ごろのことでした。Twitterで小穂さんが「kumaさん、微博微博!おめでとうございまーす!」ヨウさんが「ちんはおがくまちんに生快言ってるよ!」と、ほぼ同時にお知らせしてくれて、私はびっくりして微博を見に行きました。秦昊さんが、私に記事を書いてくれていました。
「今日は僕のひとりの日本の友達の誕生日で、彼女がずっと黙々と僕を応援し続けてくれていることに感謝します。お誕生日おめでとう。あなたの願いが早く叶いますように。僕も更に努力して、あなたの夢の実現を手伝います。そして杨茂くんにも感謝します。ありがとう、あなたたちを愛しています!」と…
私は嬉しすぎて、もう頭が真っ白になってしまいました。くらくらして、そこから先は、仕事になりませんでした。コメントで「あれ?なんで私と小茂がニコイチにされてるんだろう?」と思ってあとで確かめたら、小茂が昊さんに伝えてくれていたのです、私の誕生日だから、どうかお祝いを言ってあげてほしい、と…なんて嬉しいことをしてくれるんだろう、小茂。彼はまるで自分のことのように喜んでくれて、「叔に大きなプレゼントができて良かった」と言ってくれました。できるなら、重慶の小茂の元まで飛んで行って、彼を抱きしめたいくらいでした。私はもう小茂くんに足を向けて寝られません。
その夜は、興奮を鎮めるために、電車に乗らず、途中まで歩いて帰りました。皇居をぐるっと廻って、四谷を通って新宿まで歩きました。浮かれすぎて、事故にあわないよう、十分に気をつけながら。皇居の周りを歩いているとき、お堀の水はきらきらと光って、植樹の葉はいきいきとしていて、夕焼け空がまるで絵画のように見えました。いつもより格段に景色が輝いて見えました。どうっと涙があふれたり、にやにや笑ったりしながら、延々歩きつづけました。かなり変な人だと、人には思われたろうなあ…。私は初めて片思いが遂げられたときに味わったのと同じような感動で、いっぱいになってしまったのです。つらいことや泣きたいこともあるけれど、やっぱり世界は美しくて人生はすばらしいと思いました。私が世界中で一番好きな秦昊さんが、お誕生日を祝ってくれた。そしてこれまでの応援を嬉しく思ってくれていた。なんて,幸せなんだろう。こんな年になっても、まだこんなに幸せなことが起こるなんて。秦昊さんはたぶん、私の夢はイラストレーターになることだと思っているんだろうな。私の夢は(今のところは、ですけどw)、秦昊さんの絵を描いて、それが少しでも秦昊さんの励みになること、それだけなのに。何にしても、「気持ち悪い日本のストーカーが毎月絵を描いてくる」とは思われていなくて、本当によかった…秦昊さん、とてもいい人です。好きになったのは、間違いじゃなかった。これからも、変わらず秦昊さんの応援をしていこうと、あらためて思いました。今年の誕生日を、私は一生忘れません。
長い文章になってしまい、読んでくださった方には申し訳なかったです。ありがとうございました!
我永远支持你!
2012-05-22
浮城謎事・乔永照【Illustration】
ロウイエ監督・秦昊主演『浮城謎事』、ただいまカンヌ映画祭ある視点部門ノミネート中!
結果はどうでしょう?
2012-04-22
AMC@TOKYO・盧廣仲くん初来日LIVEレポート
大変遅くなりましたが、3/11にTOKYO DOME CITY HALLで行われたASIA MUSIC CONNECTIONのレポートです。
台湾から参加のアーティスト、我らが盧廣仲(ルー・グワンチョン)くん(通称おかっぱ)のライブ、素晴らしかったです!
ライブの前後と周辺、特に私の友達の活躍を中心に、くままんがで描きました。
乱暴になっちゃってごめんなさい…
何度も泣いてしまう、感動の動画はコチラ!!↓↓↓
本当に、いい思い出です。
るーちゃん、小隊員の皆さん、ありがとう!!
ぎゃあああ!いま漫画の間違いにきづいた!!プチオフ会場は、ド○ールじゃなくて、プロン○だ!!!
…ま、どうでもいいですかね…
2012-04-15
四月的秦昊【Illustration】
いつもは秦昊さんの絵を描くとすぐに新浪微博にUPするのですが、今回はちょっと我慢。
秦昊さんのお誕生日のメッセージカードにして送るかもしれないので(^-^)
秋に延びた『東京に来たばかり』公開時には、ぜったいに秦昊さんに来日してほしい!と思っていました。
それを察したまっちゃんが、「来日要請するなら、お誕生日から布石を敷いておいたほうがいい」と煽ってきました。
秦昊さんのお誕生日は5月です。もちろん、ひっそりとひとりで何か贈ったりはしたいなあと思っていました
でもまっちゃんにそう言われて、「え?布石?え?え?何言ってるのまっちゃん?」という気持ちでした。
まっちゃんから、なにかぶちかます匂いを感じました。
でも日本の秦昊さんファンてぜんぜん少ない(というか殆ど知らない)から、大きいことはできないし。
などなど思いつつも、まっちゃんに先導され、よくわかっていないまま立ち上がった「吉流(よしりゅう)軍団」プロジェクト。
あ、吉流というのは『東京に来たばかり』での秦昊さんの役名です。
軍団メインメンバーは私、ちちこさん、そしてまっちゃんです。
秦昊さんに少しでも興味ある人を募って、お誕生日お祝いのメッセージカードとプレゼントを贈ることになりました。
カードには、「おめでとう」の他に「ぜったい来日してね」「日本に来てね」と書いてもらい、じわじわと秦昊さんに来日のプレッシャーを与えます(笑)
私はその皆さんから集まったカードを、きれいに自家装丁して本にすることにしました。
ZINEなど流行ってからたくさん出版されたそういう系の手作り指南本を見るのが好きで、ハンドメイド装丁を一度やってみたかったので、これはいい機会だと思ったのです。
自分で紙を吟味して、ページ割りをして、デザインして…まあ、センスはないのですが、考えるだけでもワクワクする!!
それをたくさん作れと言われたら大変ですけど、世界で一番好きな秦昊さんのために、たった1冊を作るんですから…もうドキドキです。
ツイッターの中華クラスタさんに呼びかけたところ、だいたい10人集まってくれました。
でもみなさん、他に本命の「ダーリン」がいるお方がほとんど。申し訳なく思いながらも、ここはひとつみなさんの胸を借りてしまおうと思っています。
ひとりでやるよりきっと力があると思っています。日本にもいっぱいファンがいるよ!(といっても10人…)ということをアピールして、秦昊さんがいい気分で本当に来日してくれたら、最高です。
何をどこまでできるかなあと思いますが、仲間もいることですし、いつもの萌え力を発揮してがんばります!ああーワクワクする☆
2012-04-07
中国の男の子【Illustration】
中国版・Twitter、新浪微博のアカウントを持っていて、飽きもせず秦昊さんの写真をRTしたり、秦昊さんの絵をUPしたりしています。
本人からコメントをいただけたことが大きくて、いまや月に一枚の秦昊画を描いてUPすることが、私の生き甲斐と言ってもいいくらい…
ある日、秦昊さんのファンクラブ(非公認ですが)、秦昊影迷会さんからチャットで呼びかけがありました。
「あなたの描く秦昊さんの絵が独特でとても好きです。もし良かったら、私のために一枚描いてくれませんか?」
褒められれば舞い上がって調子に乗ってしまう私。そして当然秦昊さんの絵の依頼だと思ったので、「指定してくれればなんでも描きますよ!」とふたつ返事でオーケー。
そうしたら、「実は自分の絵を描いてほしいんです」というではありませんか。すがすがしくオーケーしたあとなので、今更「ええ〜っ!」とも言えず…
「ここが自分の個人アカウントで、そこに写真がいっぱいあるのでその中から描いてください」と言われたところに飛んでみると、なんとも可愛い子の写真が満載!!
えっ?ボーイッシュな女の子?と思いきや、よく見たら男の子でした。驚いた…しかも学生さんだと思います。
しかし相手は“秦昊影迷会の中の人”、失礼があってはならぬと、一生懸命描いたのが、この絵です。
秦昊さんファンという共通点の中国のお友達ができたことが、ちょっと嬉しい私です。