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【プロ野球】枡田がサヨナラ3ラン 星野監督「すげぇ」2012年7月11日 紙面から ◇楽天6−3オリックス楽天がサヨナラ勝ち。2−3の5回に松井の二塁打で追い付くと、同点の延長10回2死一、二塁で枡田が決勝の3ラン。先発の川井は5回途中で降板したが、救援陣が無失点と耐えた。オリックスは頼みの岸田が最後につかまった。 ◇ 勝負の9連戦を最高の滑り出しだ。楽天・枡田が一振りで劇的な勝利を引き寄せた。同点の延長10回2死一、二塁。直球に的を絞ると、初球の148キロを思い切りたたいた。打球は自身初のサヨナラ弾、3号3ランとなって左中間スタンドへ。Kスタ宮城は総立ちだ。 「言葉がない。まさか入るとは…」と枡田。興奮したのは星野監督も同じ。「入ったように見えなかった。失礼しました、枡田さん」と最敬礼。「すげぇなあ。すごいわ」と目を細めた。 大事な場面でみせた強烈なスイングは猛練習のたまものだ。枡田はアーリーワークの常連。ナイターでは正午には球場に姿を見せ、バットを振り込む。練習はうそをつかない。今では150キロを超える直球を軽々と外野へ飛ばすまでに成長。この日も最後の最後まで振り負けることはなかった。 守備では星野監督から「シンタロウッ!!」とおしかりを受けるが、今や不動のレギュラー。「このごろは野球が楽しい」と言う枡田の一発で、チームは2位・日本ハムとの0・5差をキープ。目標は仙台での優勝パレード。決して夢物語だとは思っていない。 (川越亮太) PR情報
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