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【プロ野球】阪神 連敗6でストップ フラフラ球児が踏ん張った2012年7月11日 紙面から ◇阪神1−0中日
中日は吉見が好投したが、16残塁で零封され、3連勝でストップ。阪神が連敗を6で止めた。3回2死一、三塁から新井貴の二塁打で先制し、この1点を5人の継投で守り切った。スタンリッジは6イニング無失点。復帰の藤川が13セーブ目。 ◇ 最後の打者・谷繁を打ちとった阪神・藤川は、脂汗を流しながらこわばっていた表情を緩めた。連敗を6で止める、6月30日のヤクルト戦(神宮)以来の1勝を辛うじて手にしたナイン、そして和田監督ら首脳陣も同じ。スタメンマスクの今成は、ベンチで思わず号泣。それほど苦しく長いトンネルだった。 「成功か失敗か微妙なところです。1回離れたんで、これから楽になると思う」。そう振り返った藤川は右膝痛で2軍再調整後、これが6月17日のロッテ戦(QVC)以来のぶっつけの実戦マウンド。継投で再三のピンチをしのぎながら、新井貴のタイムリーの1点を守ってラストを託された。だが、直球の最速は153キロをマークも、久々の実戦で1死満塁と攻め立てられる。堂上剛を抑え2死満塁となったが、谷繁には3ボール、1ストライクと崖っぷちまで追い込まれた。苦心の35球で勝利をもたらした。 「本当に苦しみ抜いた1勝というか。これで変わらないといけない。投げるべきところで投げる人が戻ってきたから、きっかけにしたい」と和田監督。藤川も「最後は自分なんで。うまくいかない時もあるけど前向きにいきたい」と力を込める。低迷する和田阪神は課題山積だが、この1勝から再スタートしないといけない。 (中谷秀樹) PR情報
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