電力改革、7月中に大枠 経産省が議論加速 ツイート
2012/07/11
経済産業省は電気事業制度改革の大枠を7月中にまとめるため、電力システム改革専門委員会 (委員長=伊藤元重・東京大学大学院教授) の議論を加速する。 13日の第8回会合に事務局が素案を示す方向で調整している。 改革の前提になる小売り全面自由化は委員の合意を得ており、大枠に盛り込む方針だ。 注目される発送電分離は、電力9社の送配電部門の中立化を担保する仕組みが焦点。 経産省は 「機能分離」 「法的分離」 の2案を示しているが、どちらがより適切か明確な結論が出ていないため、両論併記にする公算が大きい。
2月から始まった専門委の議論が、今週末にヤマ場を迎える。 経産省は13日を含めて複数回会合を開き、月内に制度改革の大枠をまとめたい意向。 個別の改革項目に関わる詳細設計は、秋以降になりそうだ。 (本紙1面より抜粋)
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