女王様の椅子
【文、絵】:搭杢煉瓦
【洗脳 憑依 入れ替わり 精神同居 調教? 異世界日本 R-18】
■まえがき
夏バテなどで中々更新できませんでしたが、ようやく一作品完成しました。
申し訳ないことに、執筆しているうちに文章が少し長くなってしまったので§1〜§6まで
段落を分けることにしました。
一度に全部読もうとするとおそらく疲れると思うので段落ごとに少しずつ読んでいくこと
を奨励致します。因みに§5と§6(前半)に憑依&入れ替わりが起こる場面を挿入してお
ります。
無理なさらずにごゆっくりとお読みくださいませ。
○§1:異世界へ
俺の名前は熊谷 洋介。26歳。会社員。
午後11時、俺は仕事が終わり帰宅しようと車を運転していた。
「ふぅ〜、すっかり遅くなったなぁ。早く家に帰らないと。ん…あれは?」
前方に突然、トンネルが現れた。
「おかしいなぁ。この道にトンネルなんてあったっけ」
俺は不思議に思いながらもトンネルの中に入りそのまま前へ進んで行った。
そしてしばらく車を走らせると昼間のような眩しい光が現れた。
(あれは出口なのだろうか。それにしては明るすぎる)
俺は眩しい光に包まれた出口に向かい突き進んだ。
すると…
「あああああっ!!」
光加減が強くなり俺は思わず叫んでしまった。
気がつくと俺は何処かの街の一般道を車で走っていた。
周囲は高層ビルや商店街があるのに人は誰一人として歩いていなかった。
俺の車の時計には『23:16』と表示されていたのだが時刻はおそらく昼の12時頃
だろう。空は快晴になっており太陽の眩い光が周囲の風景を照らし出している。
しばらくその辺を車でウロウロしていると国会議事堂を3倍くらい大きくした、それに
似ている建物が現れた。さらにその建物を中心にそれに似たような小さな建物が建ち並
んでいる。
まるでそれはひとつのお城のようにも見える。
「ここは…いったい…?こんな街、今までに見たことがない。……ここはどこなんだ?」
周囲の雰囲気から判断してどことなく東京の永田町に少し似ているのだが建物が一つ一
つ違っていた。
それに人が全く歩いていないので俺は妙な雰囲気にかられ、国会議事堂に似た建物の近
くで車を止めて降り、辺りを詳しく調べることにした。
俺はさっそく周囲にあるお店や建物の中に入った。だが誰もいなかった。
俺は引き返し車のほうに戻ろうとしたら後ろから誰かに声をかけられた…
「ねぇ〜、ちょっと、そこのあんた、こんなところに車を止めちゃダメでしょ」
「あ…すいません」
振り返るとそこには16〜18歳くらいの年齢の若い婦警が2人立っていた。
警官の格好をしているのだが下にはパンツが見えそうなくらい短めなスカートを穿いて
いた。
「今日は生誕記念日のイヴ(前日)…。一般人は皆、『帝都』に移動して生誕祭の準備
をすることになってるでしょ!あなたもさっさと行きなさい」
「生誕記念日?いったいなんのことだ?」
「は?カレンダー見てないの?今日はこの世界……『カスミ帝国』を創造し統治された
カスミ女王様の記念すべき誕生の日だよ」
「女王様?なに言ってるんだ?」
「あんたこそ、何言ってるの?」
「ちょ…ちょっと…」
ヒソヒソ…
二人の婦警はヒソヒソ何かを話し始めた。そして再び俺のところにくると
「ねぇ、あんたさぁ、もしかしてまだ”タマゴ”を産み付けてもらってないでしょ?」
「”タマゴ”って?」
「あ〜、やっぱりそうなんだねぇ。じゃあ、ちょっと来てもらおうっかな〜」
ビリっ!!
「うぐっ!!」
俺は銃を突きつけられ、そこから銃弾の代わりに電流が放出され俺は気絶してしまった。
「私たちは女王様から『他人に"タマゴ"を産み付ける能力』を与えられていないから
宮殿のほうに連れて行きましょ」
「ええ、そうね」
彼女らは2人がかりで気絶している俺を連れながら国会議事堂に似た建物の中へ入って
いった。
§2:御対面
それから2時間くらい経ったころ、俺は牢屋のベッドで目を覚ました。
俺はなぜか服を脱がされ全裸になっていた。
「ここは、いったい?」
「おい、お前、ようやく気がついたみたいだな」
俺は前を見ると、俺と同じくらいの年齢の全裸姿の男性が話しかけてきた。
「お前は?」
「俺もお前と同じように、まだアイツに"タマゴ"を産み付けられていない残り少ない一般人
だよ。俺ももう少しでアイツによって俺の体内に”タマゴ”を産み付けられてしまい、アイ
ツの言いなりになってしまう。アイツは『洗脳憑依』の力によってこの世界を支配している
。まさにアイツは悪魔だよ。アイツは…本当に……」
と話の途中で…誰かがやってきた。
「ほら…そこのあんた、女王様がお呼びだよ…”タマゴ”を産み付けてもらいな」
「やっ、やめろっ!!はなせっ!!」
「うるさいな!いいからくるんだよ。女王様の濃厚な”タマゴ”を産み付けてもらえばすぐ
に楽になるからさぁ…」
16歳くらいの年齢のメイド服を着ている少女が現れ、彼をどこかに連行していった。
「いったい…どうなってるんだ?」
俺は牢に入れられたままじっとしていた。
そしてさらに1時間が経った頃、再び先ほどの少女が現れた。
「ほら、あんたもお呼びだよ。あたしに付いてきな」
少女は力強く手を引っ張り、手には手錠が掛けられていたので俺は抵抗できず少女に連れ
られた。
俺は階段を昇らされ最上階に着いて、ある一室の前に立たされた。
コンコン…
「女王様…もうひとり連れて参りました」
「よろしい、中へ入れ!!」
少女がノックをすると…やさしい女の子の声が聞こえた。
おそらく少女の言う『女王様』なのだろう。
「失礼します…」
俺は少女と一緒に中へ入り前を見ると、そこには……セーラー服を着ている16、17歳
くらいの少女が人間を椅子の代わりに座り寛いでいた。
「そいつも新しい私の奴隷か。よろしい。そいつにも"タマゴ"を産み付けてやろう。お前
はもう下がっていいぞ、引き続き地下の牢の警備に当たってくれ!」
「ははっ、かしこまりました、女王様!!」
少女は目の前で椅子に寛いでいる彼女の命令により部屋を出て行った。
おそらく彼女が『女王様』と呼ばれる人物なのだろう。
彼女は女王には全く見えず、セーラー服を着ていることもあり普通の女子高生のように見
えた。
ただ椅子の座り方や先ほどの命令口調からいって気品が高く感じられ、本当に彼女が『女
王様』なのかもしれないと俺は思った。
「はぁ…はぁ…いいですぅ、もっと力強くお踏みください、女王さまぁ…。女王様に足で
踏み付けられてとても幸せですぅ〜」
下を見ると先ほどの男性が『女王様』と呼ばれているその少女に頭を足で踏み付けられて
いた。彼はなぜか『女王様』を慕っているかのような嬉しそうな笑みを浮かべていた。
§3:女王様と俺
「女王様…カスミ女王様……とっても気持ちいいですよぉ、はぁ…はぁ…女王様の椅子
になれてよかったですぅ〜、はぁ…はぁ…」
その男性は先ほどまでとは対照的に嬉しそうで幸せそうな顔をして女王によって足で踏
みつけられていた。事情も知らない他人の目から見ればセーラー服を着た年下の女子高
生くらいの年齢の少女に足で踏みつけられておりとても滑稽な姿だった。
ガガッ!
「んぐっ!!」
すると女王は足を一旦上に上げて素早く下ろし力強く彼の頭に足を打ち付けた。
「椅子の分際で何しゃべってんの?椅子はしゃべらないでしょ!!」
「失礼しました…女王様!!はぁ…はぁ…」
ガガっ!
「ああっ!!」
「だ〜か〜ら〜、椅子は言葉を話さないでしょ?椅子は椅子らしく黙って私の足に踏み
付けられなさい!!あっ、そうか、あなたはただの踏み台だったわね。まぁ、踏み台も
私にとっては『私の美しい足』が座る椅子みたいなものだけどね〜。私の足に踏まれて
いることを光栄に思いなさい」
男性は酷い事をされているのにも関わらず、なぜか嬉しそうに頷いていた。
「…さてと。あなたはどんな椅子になってくれるのかしらねぇ」
女王は笑みを浮かべて俺に視線を交わした。
「”タマゴ”の産み付けは面倒なときや男性の場合、本来なら私の『"タマゴ"の産み付
ける能力』を付加させた『兵士』たちに代わりにやらせてるんだけど明日は私の式典で
気分が良いから今日は特別に私がこいつみたいに直接”タマゴ”を産み付けてあげるね」
そう言うと女王は俺に近づいてきた。
俺は『何かされるのでは…』と思い、逃げようとしたのだが扉には鍵がかかっており、
逃れることはできなかった。
「うふふ…逃げなくてもいいんだよ。これから私の奴隷としてたっぷりと可愛がってあ
げるから安心してね…。おっと…その前に…」
女王は左手を俺の股間の近くに当てた。そして円を描くかのようにやさしく擦り始め、
徐々に股間に近づけてやさしく撫で始めた。
「あっ、ああ〜!!」
「くふっ。これくらいのことで反応するの?だったら、これならどうかしらね」
女王は口を開けて俺の股間部分に近づいて舌を出して亀頭を舐め始めた。
ちゅぱっ、ちゅぱっ、ちゅぱっ…
「あっ、ああっ、やめろぉ〜!!」
「そんなこと言って…本当は女の子に舐められたいんじゃないの?あなたのオチンポがも
のすごく反応してるんだけど…。女王である私に舐められてるんだから感謝しなさい」
女王はひたすら俺の身体を責め続けた。
全裸姿の俺がセーラー服少女を犯すのが自然なのだが、これはまるで逆だ。俺は今、この
セーラー服少女に犯されている。
しかも彼女は舌使いが相当上手く男のツボを正確に心得ているかのように俺の亀頭を舐め
ている。
見た目はセーラー服を着た女子高生くらいの年齢の少女であり、俺はその少女の手によっ
て身体を責められ欲情せずにはいられなかった。
「あなたの身体、ずいぶんと敏感に反応してるみたいじゃないか。こういうふうにセーラ
ー服を着た女子高生くらいの年齢の年下の女の子にチンポをおいしく舐められてるのがそ
んなに気持ちいいのかぁ?ん〜?」
彼女は少しきつめな口調で言い、俺を挑発していった。それにより俺の亀頭の膨張は止ま
る事を知らず促進し次第に大きくなっていった。
「やっ、やめてくれ!!」
俺は叫んだのだが彼女は舐めるだけでは終わらず、さらにエスカレートしていった。今度
は俺の亀頭をまるごと口の中に入れた。
じゅぱっ、じゅぱっ、じゅぱっ…
彼女はそのまま出し入れを繰り返した。
「あああっ、も…もう、頼む。お願いだ!やめてくれ!!」
俺は彼女の猛攻な責めにより亀頭が爆発しそうになっていた。俺は『もう、だめだ』と思
った。するとそのとき彼女は急に口を離し責めるのをやめてしまった。
「くふっ。まだ出さないでよね。ねぇ、あんたのチンポって相当デカくなったよね。私の
穴の中に入れたらどれくらい気持ちよくなるの?」
そう言うと彼女は怪しげな笑みを浮かべながら急に俺に抱きついてきた。
その衝動で俺はバランスを崩し床に倒れた。
「あっ、いたたっ!!」
「女王である私をたくさん楽しませてね!くふふ」
セーラー服姿のこの少女……女王はニヤリと笑い、全裸の俺の身体の上に跨った。
そして俺を犯すかのような嫌らしい表情で俺を見つめていた。
§4:交雑する肉体
「おっ、おい!何をする気だ!!」
「くふっ!私の奴隷になる前にちょっとばかり私の玩具になってもらおうかしら。これか
らたっぷりとあなたを犯してあげるね」
彼女は俺を犯す気満々のようだ。
「じゃあ、いくよぉ〜」
女王はひだスカートを捲り、汚れた感じの白色のショーツを露出させ脱いだ。
「あっ、そういえば朝にオナったばっかりだったんだぁ〜。忘れてた」
女王は俺の口を無理やり抉じ開け、彼女の愛液が染みついている白色のショーツを俺に噛
ませ、ひだスカートの横ポケットから紐を取り出して俺の口元を結んだ。
「むーん。むぐんっ!!(くっ、苦しいっ!!)」
俺は口が塞がられ自由にしゃべることができなくなっていた。
「これで何もしゃべれないわね。あなたは私の性欲を満たすためのただの玩具……言い換
えればゴミ同然のガラクタ。奴隷以下なのよ。ガラクタに口があるなんて許されないわ。
黙って私に使われなさい!くふふ」
女王はひだスカートを捲り上げ、秘部を見せ付けた。
綺麗な陰毛が生えていた。
「どれにしようかなぁ〜」
彼女は自身の名器を覗きクリトリスのほうに自身の指を入れてみた。
「はっ、あんっ、いいっ、いいよぉ、あぁ〜〜ん!!気持ちいいっ、はああ〜ん!!」
彼女は変態な表情に変わり頬を赤く染め少し汗を掻き、可愛くて淫らな声で鳴いて見せた。
「はぁ…はぁ…。どうやら私のクリちゃんがそのガラクタみたいな玩具で遊びたいらしい
から、ちょっとばかり遊ばせてあげようかなぁ〜」
俺はいろいろと酷い扱いをされ不快に感じていた。
「それじゃあ、入れるよぉ」
「むんっ、むぐーんっ!!(やっ、やめろー!!)」
どきゅっ!!
「ひゃっ!!いっ、いいよっ、この感触っ!想像通り、あなたのオチンポってものすごく
嫌らしいね。こんなに分厚いチンポを中に入れたのは久しぶりかも〜、確かいつ以来だっ
たかなぁー、あっ、思い出した。この身体の元の持ち主である女の子を犯すとき以来だか
ら3年ぶりだった。この身体の女の子が恐怖で怯えている様子、とても面白かったなぁ〜
。まぁ、そんなつまらない過去のことはどうでもいいっか。今は玩具遊びに専念しないと
ね。あっ、ああん、はああんっ」
女王は頬を赤く染め唾液を垂らし汗を掻き上目を向き俺の身体の上に跨り勝手に俺の亀頭
を自身の穴の中に挿入させ出し入れを繰り返しており醜態を思うがままに曝け出していた。
「はぁ〜、い、いいよっ、何これっ!!玩具の分際で何て気持ちいいのー!!こんなに嫌
らしい玩具…すぐに使用不可にしてあげないとねー!はん、ああんっ、はあ〜ん!!」
「むぐんっ、むーん、むんっ!(やっ、やめてくれー、これ以上は我慢できない!)」
「あら、この玩具ったら少し音がうるさいみたい。少し痛めつければ直るのかしらね」
女王は手を伸ばし汚れているショーツを俺の口の中のさらに奥まで捻じ込ませた。
「げほっ、げほっ…」
俺は苦しさのあまり思わず咳込んでしまった。
「これでよしっと。それにしてもこの玩具ったら本当に嫌らしいわね。私の身体をどれだけ
敏感にさせたら気が済むのよぉ、あっ、あん、はああ〜ん」
女王はさらなる刺激を求め激しく腰を動かしてみた。すると…
「ひゃっ、ひゃんっ!!気持ちいいっ、気持ちいいよぉ、何これっ、だんだん身体が熱くな
ってく、ああんっ、もうダメっ、いいっ、いいん、いくぅ、いくぅん、いくんんん〜〜!!
ああああ〜〜んっ!!」
「むぐん、むーんっ、むむむん!(もっ、もう無理っ、我慢できない!あああああっ!)」
どぴゅっ、どぴゅっ、どぴゅっ……
シャアアア……
「はぁ…はぁ…」」
女王と俺は同時にイってしまった。俺は大量の精液を放出させ、女王は愛液を噴出させた。
彼女は俺の精液を放出させる寸前に引き抜き中出しを免れた。そして…
「げほっ、げほっ!!」
女王は俺の口元に結んでいる紐をすみやかに取って汚れたショーツを外した。
それにより俺は再び自由にじゃべれるようになった。
「はぁ〜気持ちよかったぁ〜。私の直属の奴隷になるテスト…合格だな。さっそく"タマゴ
"のほうを産み付けてやるよ」
女王は怪しい笑みを浮かべながら、少しばかり荒々しい口調で言った。
§5:洗脳憑依
ちゅぱっ!!
女王は口を近づけ深いキスをした。
俺の汚い口と彼女の美しい口が交わった。
このとき俺の身体の中に何かが入ってくるのを感じた。色も形も匂いも重さもない何かが…
。ただ、何かの気配…邪悪な意思が俺の中に入ってくるのを俺は感じ取っていた…。
そしてしばらくすると、女王はキスを終えるのと同時に急に倒れた。
『おっ…おいっ、あっ、あれ?身体が自由に動かない!これは、どうしてなんだ!』
「ははは、男の身体ってのは久々だなぁ〜。昔の自分を思い出すぜぇ〜」
『なっ、なぜだ?口が勝手に開く!』
「おう、お前の身体、私が少し乗っ取らせてもらってるぞ〜!ありがたく思え!ははは!」
『もしかして俺の口を勝手に操ってしゃべってるのは女王?』
「ああ、私さ。それにしても、私の魂がお前の中に入っても、まだ意識があるとは大したも
のだな。だが、あまり長くは持たないぞ。くくく」
女王は俺の…男の身体に憑依したとたんになぜか男のような口調でしゃべっていた。
『まさか、あの男が話してたこれが”洗脳憑依”なのか…』
「ほう?知っているのか。そのとおりだ。これが”洗脳憑依”の力だ。他人の身体に憑依
して…私の魂で作った新たな魂を産みつけ洗脳させる。さらにその人間から他の人間にま
た同様に"タマゴ"を体内に産み付けさせ洗脳させる。そうすることで私の思うがままにな
り……この力で世界を屈服させ、すべてを手に入れたのだよ」
『はぁ…はぁ…苦しい…意識が薄れてきた…俺は・・・・・・俺は・・・いったい…どうすればいい
んだ…どうすれば…はぁ…はぁ…』
「ははは、無理はしないほうがいいぞ。お前は俺の・・・いや、私の奴隷になるんだ。お前
の身体もこの世界の女王であるカスミ様のモノとなれ!そうだ!一早く私のモノになれる
ように手伝ってやろう!」
すると俺の身体に憑依した女王……俺(女王)は床に倒れている女王にキスをした。それ
により俺の意識が遠のいてどこかへ移動した。
「あっ…あれ?俺、一瞬、意識を失ったような…。ん?何か身体が変だぞ!」
俺は自分の手足を……身体全体を見渡すとセーラー服を着ていることがわかった。
声も変わったように思えた。
「どうだ?私の身体の中に入った感想は?」
目の前には俺がいた。
「なっ?これは…?」
「くふふ。これを見てみろ」
目の前にいる『俺』から手鏡を渡された。そこに移っていたのは女王の姿だった。
「お前の魂を私の身体に移したのさ。濃厚な"タマゴ"を産み付けが完了するまで少しの間
だけ私の身体に入ってるんだぞ!!」
すると俺(女王)は、女王の身体に強制的に憑依させられた俺……女王(俺)に対して身
体を力強く掴まれた。
先ほどとは逆であり今度は全裸男がセーラー服少女を犯そうとしている。
「はぁ〜、その身体にも久々に私以外の……いや、俺以外の魂が宿ったな。実はその身体
は元々、俺のモノじゃない。あまりにも可愛かったから俺がその身体を奪ったまでさ」
俺(女王)の衝撃の発言を聞いてしまい、これで先ほど俺の身体に憑依するときの邪悪な
意思の正体が何なのか分かった気がする…。
「こういうふうな体勢をしていると懐かしいなぁ。あれは3年前のことだったかな。全裸
姿の俺がその少女の部屋に忍び込んで、少女が学校から帰宅後に無理やり犯したり、身体
を乗っ取ったりして……あーあ、こうしていると本当にあのときを思い出すぜぇ」
どうやら彼女(……いや、彼というべきか)は相当な悪魔のようだ。
「なぁ、お前、知ってるか?その娘の身体ってすごく敏感なんだぜぇ。ココを少し撫でて
あげるとだなぁ……」
「あああっ…はあああ〜〜!!」
俺(女王)は女王(俺)のひだスカートを捲りやさしく撫で始めた。すると女の子の快楽
が伝わり身体が敏感に反応してしまった。
「どうだ?気持ちいいだろ?もっと、その身体の快楽を味わってもらうぞ!」
俺(女王)は俺の亀頭を使い、それを女王(俺)の穴の中に挿入した。
「ああっ、やめろっ、はああ〜!!」
女王(俺)は女の子のやさしく可愛い声で叫んだのだが俺(女王)は止める様子がなかっ
た。
「はぁ…はぁ…カスミちゃん…。可愛いよ、可愛いよぉ〜。あのときみたいに俺を満足させ
てくれないかぁ、はあああっ!!」
「んぐっ…ああっ…だっ…だめだっ、もうやめてくれ…はぁ…はぁ…」
だが俺(女王)は止める様子もなくひたすら猥褻な行為を続けていた。
「ああ〜〜、久々に男の身体で女の子を突っついたせいか、そろそろいくぅぅ〜、ああああ
っ〜〜!!はぁ、ああ〜、いくううううぅぅぅ〜〜!!!」
どびゅっ、どびゅっ、どびゅっ、どびゅっ〜〜!!!
俺(女王)は亀頭が膨れ上がり、ついに爆発してしまった。それと同時に女王(俺)もイっ
てしまい、ふたりはフィニッシュを迎えてしまった。
俺(女王)は精液を発射する寸前に離しすぐに女王(俺)の口元に移動させ、そこにすべて
精液を出した。
「ふぅ〜、おっと、どうやら産みつけが完了したようだな。さてとこのガラクタみたいな醜
い身体には用はないし、私の美しい身体に戻るとするか……」
俺(女王)は女王(俺)に再びキスをした……。
§6:女王様の椅子
すると俺の意思が俺の身体に引っ張られ、俺の魂は元の自分の身体に戻った。
だが未だに身動きが取れない。
どうやら女王がまだ俺の身体から出ていないようだ。
俺(女王)は魂の入っていない女王の身体を弄り始めた。
「はぁ…はぁ…全く良い身体だなぁ…。ああ…カスミちゃん…可愛いよぉ〜」
俺(女王)は彼女のセーラー服を胸の上まで捲った。ブラは付けておらず女王の巨乳をすぐ
に露出させてしまった。
そして俺(女王)はその巨乳の谷間に顔を置き、顔を挟めた。
「ああっ、なんて良い胸なんだ。Bカップのお前をこんなに変態で嫌らしい巨乳にさせてやっ
たのも俺がその身体に憑依して毎日のように胸を弄り続けたおかげなんだよな。だから少し
ご褒美をもらっちゃおうかなぁ〜」
ペロリっ!!
ちゅぱっ、ちゅぱっ、ちゅぱっ…
俺(女王)は女王の乳に口を当て一回舐めてから吸い始めた。
「はぁ…はぁ…おいしいぞ、これ。さすが俺が育て上げた肉体だなぁ。自分で言うのもなんだ
が、こんなに上出来だとは思わなかったぞぉ〜。ああああ〜!!」
さらに今度はひだスカートを捲り、彼女の名器を舐め始めた。
ちゅぱっ、ちゅぱっ、ちゅぱっ…
「はぁ〜〜、とっても変態な味がしておいしいなぁ〜〜。こんなにもエッチな身体になってく
れるなんて俺嬉しいよぉ〜〜。これからもこの世界の統治のためにカスミちゃんの身体をたっ
ぷりと使ってあげるからよろしくね」
横たわっている彼女の身体は全く抵抗をすることはなく俺(女王)に犯されるのをすんなりと
受け入れていた。
じゅぱっ…!!
俺(女王)は彼女の名器に軽くキスをして口を離し、今度は口を彼女の口元に近づけた。
「はぁ…はぁ…。今、その身体に戻るから待っててね」
口と口が交わり再び深いキスをする……。
すると、俺の身体の中にいる女王の魂…邪悪な意思の塊は女王の身体へと移動し戻っていった。
それにより俺は自由に身体を動かすことができるようになった。
「はぁ…女王が俺の身体から出て行ったから、もう自由に動けるみたいだなぁ。あっ、あれ?
何だかおかしい…。意識がだんだん変になってきた…俺は何をすれば…?俺は誰なんだっけ?
カスミ?女王様?…俺は女王様の奴隷?…そうか、俺って女王様の奴隷なんだぁ〜。はぁ…は
ぁ…」
俺の精神は他の違う精神に邪魔されてしまい混乱していた。
するとそのとき床に横たわっている女王が目を覚ましニヤリと笑いながら人間を踏み台にして
いる椅子に腰掛けた。
「おい、新しい私の奴隷よ。私の左足が椅子に座りたいそうだから、さっそく椅子になれ!」
「ははっ、かしこまりました、女王様!!」
俺はしばらくすると違う精神が俺の精神と混じり融け合ってしまったようで、なぜなのかは分
からないのだが、この女王の…いや女王様に対して忠誠を誓いたくなっていた。
「これでよろしいでしょうか、女王様!!」
「うむ、中々柔らかくて座り心地が良い見事な……『踏み台』だな。まるでお前の人生みたい
だ。年下の女の子にこういう風に足で踏み付けられている気分はどうだい?自分で恥ずかしい
と思わないかぁ〜?くくく」
「はぁ…はぁ…とっても恥ずかしいです〜。」
「あら、そう。それよりもその『ハァハァ〜』いうのやめなさい。全く汚らわしい」
「申し訳ありません、女王様!!」
「まぁ、良い。これからも私にたっぷりと尽くすんだぞ……この踏み台めがっ!!」
「ありがとうございます、女王様!!はぁ〜はぁ〜!!」
「踏み台はしゃべらないでしょっ!!」
ガガッ!!
「ああっ!!」
俺は女王様に酷い事を言われてもなぜか嬉しく感じ『女王様にもっと酷い事を言われたい』、
『もっと責められたい』、『もっとその美しい足で踏み付けられたい』……俺はそう思うよ
うになっていた。
女王様………いや女王様の美しい左足は俺を『踏み台』という名の椅子としてお座りになら
れた。
女王様の足はとても美しく綺麗だった。
俺はなぜなのかは分からないのだが女王様に喜んでもらえて嬉しく感じてしまった。
俺は洗脳なんてされていないと自分で思う。俺は自分の意思で女王様の物として仕えている
んだ。女王様が『足を舐めろ』と命じたら女王様の足を綺麗に舐める…『キスをしろ』と命
じたらキスを交わす……『ペニスを挿れろ』と命じたら挿入する。女王様の命令は絶対であ
り、女王様こそがこの世界でのルールそのものなのだ。
俺はその日以来、俺より明らかに年下である女子高生くらいの年齢の女王様に踏み台として
…椅子として踏み付けられ……こういう『踏み台人生』を楽しく実感しており、このように
快楽すぎる毎日を送っている…。
俺は女王様の醜く汚らわしい哀れな椅子になることができて本当に良かったと思う。
<了>
■あとがき
○絵について
男性が自分より年下のセーラー服を身に付けた女子高生くらいの年齢の少女に椅子として
踏み付けられるという屈辱的な場面をイメージ(妄想)して(厚く塗ったつもりで)描き
ました。(踏み付けられている男性4人は人間というよりも…モノ化した感じで表現しま
した。…ハガレンに出てくる人形兵ではないですね。)
今回は背景も描いたせいか、下書きから塗り完成までいつもよりかなり時間が掛かってし
まったので一応完成できて良かったです。
挿絵の『女王様』は作品『おなにっき』の『木下 霞』をモチーフにしたものなのでギャラ
リーAのほうに保存して置くことにします。
○文について
今回は『ドラゴンボールGT』の『ベビー』の能力を参考にそれをアレンジして執筆しま
した。作品『おなにっき』もいつか洗脳後の世界を舞台としていろいろ書いてみたいと
ころです。
“タマゴ”=”自身の魂から作られた新たな魂”を他人に憑依して産みつけることによ
って思うがままに洗脳させることができます。女王様(女性)→主人公(男性)の憑依
と思わせながら読んでいくと…実は……。
この作品は前々から書きたかったストーリーなのでなんとか形にできて良かったです。
また、常々お世話になっているTS解体新書さんの400万ヒット記念の入替モノ祭りに
ちょっと便乗して(便乗するのが好きなので)『入れ替わり(魂の入れ替え)』の場面
を後付で挿入しました。
また入替モノ祭り2010は10/01から開催され、私の作品も参加させて頂けるようなので、
そちらのほうも是非ともよろしくお願い致します。
〆少し長くなってしまいましたが最後までお読み頂きありがとうございました。
○女王様について
(※もし差し支えなければアンケートのほうもよろしくお願い致します。)
○「おなにっき(((( *ノノ)」トップページへ戻る
○「記念ショート」へ
○おなにっき掲示板(ご意見・ご感想・ご質問等々)