「卒業の思い出」と通行人暴行　大阪、傷害容疑で少年ら逮捕

　大阪府警少年課は１０日までに、「卒業の思い出づくり」と称して通行人の男性を暴行しけがを負わせたなどとして、傷害などの疑いで、同府富田林市の男子高校生（１６）や無職少年（１５）＝いずれも少年院送致＝ら８人を逮捕、追送検した。

　少年課によると、８人は同じ中学の先輩と後輩。３月までは６人が中学３年で「卒業までの思い出づくりだった」と供述している。

　男子高校生らの逮捕、再逮捕容疑は１月、富田林市で出勤中や散歩中の６０〜８０代の男性４人を殴ったり蹴ったりして、けがを負わせた疑い。８３歳の男性は肋骨を折る重傷だった。