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回想:2009/04/12(日):【国連分担金の見直し】

2012年04月12日
(回想:2009/04/12(日):【国連分担金の見直し】)

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・結局、北朝鮮ミサイル発射に対する【制裁決議】は成らず、私の読み通りの【議長声明】に終わった。周知のように、「自分の国には脅威が無い」中国とロシアの横槍と、例によってアメリカの肩透かしである。日本の国連大使は、「これ以上無い、明確なメッセージを織り込むことが出来た!」と胸を張るが、公務員であるアンタの立場は分かるが、【制裁決議】でなければ意味が無い。

・さぁ、丁度いい機会だ。日本はこの際、「国連分担金・実質世界一の座からも降りさせてもらう好機が訪れた!」と、このワンチャンスを掴むべきだ!国連分担金の負担率は、一応1位:アメリカ=25%、2位:日本=19%、3位:ドイツ=9.8%、4位:フランス=6.3%、5位:ロシア=5.7%、6位:イギリス=5.3%で、今回と言わず毎回暗躍して日本を妨害する中国は9位で、わずか0,9%なのである。

・つまり①アメリカ、②日本、③ドイツの上位3カ国だけで、全体の54%をまかなっているのである。さらにここで問題なのは、2004年のデータだが、国連分担金は『滞納』されており、その滞納率は、1位:韓国=65%、2位:中国=64%、3位:アメリカ=41%、4位5位:フランス・イタリア=31%、6位:ドイツ=25%・・・と、高負担率19%を黙々と負担し続けているのは日本だけ。

・アメリカの滞納金は約1500億円、もう払えないし払う気も無いのだろう。だから日本は国連分担金・実質世界一なのであり、国連は〔日本の負担〕で回っていると言っても過言ではないのだ!

・しかし戦後64年経っても、日本・ドイツ・イタリアは『敗戦国』の地位のままで、常任理事国入りも各国の妨害でままならない。国連分担金滞納率1位2位の韓国・中国が妨害するのは「さも有りなん」だが、日ソ不可侵条約を一方的に破って『火事場泥棒』を働いたロシアにとやかく言われる筋合いは無いわ!

・松岡洋右のように、「勇ましく国連を脱退せよ!」とは言わないが、明らかに払い過ぎで見返り少ない、謂わば「国益を損なっている」に等しい国連分担金は、この際絶対見直すべきである。主張は簡単で良い。「日本はこの際、己の分限を弁えて、国連分担金を『常任理事国』の分担額に準じるものとする」・・・そうすれば、吝嗇華僑・中国以下の分担金で済むではないか!

(現・本日)昨年3.11の大震災で、日本は向こう5年位はこの国連分担金を払わないで済む筈なのだ。そう、「日本は未曾有の震災からの復興のため、向こう5年間は国連分担金を勘弁してくれ」と言うだけだったのだ。

・ところがそのニュースは全く聞かれない。それどころか、今やアメリカに次いでN0.2の経済大国となり、間も無くアメリカも抜き去るか?というチャイナの国連分担金が大幅に増加したとも聞かない。

・まして今や、日本の家電メーカー各社を奈落の底に突き落としているコリアが、その国連分担金の滞納金を払ったとも聞こえて来ないし、まして増額とも聞かない。要は変なプライドってか、エエカッコってか、日本だけが馬鹿を見ている国連分担金なのである。どうにかしろ!(絵は国連旗)

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