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県政ニュース

災害廃棄物の広域処理についてお知らせします

印刷用ページを表示する 掲載日:2012年7月10日更新
部局名: 環境部
課所名: 資源循環推進課
担当名: 一般廃棄物・リサイクル担当
担当者名: 青木・齊藤
内線電話番号:3101
直通電話番号: 048-830-3110
Email: a3100@pref.saitama.lg.jp

 埼玉県では、被災地支援のため、災害廃棄物の広域処理を検討しています。

 このたび、細野環境大臣から6月29日付けで「災害廃棄物の広域処理の調整状況について」通知がありました。

 以下に環境大臣通知の概要と、本県の対応についてお知らせします。

 

1.環境大臣通知の概要

 (1)可燃物・木くずについて

  ・岩手県については、現在実施中及び調整中の自治体での受入れにより広域処理必要量に達する

     見通しが得られつつある。

  ・宮城県については、既に広域処理実施中の自治体に加え、新たな受入れ表明も行われるなど、

     大きく進展しており、今後は、宮城県内の仮設焼却炉の処理能力を考慮し、ある程度まとまった量の

     処理が可能な施設での受入れを対象に調整を行う。

 (2)不燃物について

  ・可能な限り県内処理、再資源化等に努め、それでもなお埋立処分せざるを得ないものについては、

     追加的な広域処理についても調整を図っていく。

 

2.本県の対応

 (1)可燃物・木くずについて

  ・本県で受入れを予定していた岩手県北部の木くず5万トンについては、大幅に減少する見通しです。

      今後、国から本県への要請量の見直し結果が示される予定であり、それを受けて、県内3か所のセメント工場

      の受入量を再調整します。

  ・宮城県の可燃物については、本県内の処理施設の余力などを勘案すると、国が調整を行う対象施設には

      なり難いと考えます。

 (2)不燃物について

  ・本県では最終処分量の半分程度を県外の処分場に依存していることから、受入れは極めて困難であると考えます。

 

 以上のことから、本県では、セメント工場以外での災害廃棄物の受入れは、被災地からの新たな要請がない限り、当面調整を見合わせることとします。