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県政ニュース

埼玉県景気動向指数(平成24年4月まで)の作成について ― 県の景気動向を指標化しました ―

印刷用ページを表示する 掲載日:2012年7月10日更新
部局名: 総務部
課所名: 統計課
担当名: 経済分析担当
担当者名: 大石、平井
内線電話番号:2328
直通電話番号: 048-830-2327
Email: a2300-07@pref.saitama.lg.jp

 埼玉県は、県の景気動向を総合的に示す「埼玉県景気動向指数」を作成し、毎月公表することとしました。

 

1 背景と必要性

 本県の景気動向については、東日本大震災や急激な円高など内外の経済環境が激変する中で、国の指標では必ずしも県の景気の動向と合致していない部分が見受けられます。

 そのため、本県経済の特性を踏まえた総合的な景気指標として、「埼玉県景気動向指数」を毎月作成、公表することとしたものです。

 

2 効果

 指数を活用することで、投資、雇用等の経営判断や雇用・経済対策等の政策判断がより迅速・的確にできるようになることが期待されます。

 

3 公表日

 毎月月末に、前々月分の指数を公表します。

 

4 公表方法

 県ホームページ「彩の国統計情報館」に掲載します。



3 平成24年4月分の概要

 

(1)概要

 ◯ 県の景気は改善基調にある。

  ・ 4月のCIは、先行指数:74.4、一致指数:61.1、遅行指数:81.2となった。

    (平成17年=100)

 

(2)指数の動き

◯ 先行指数は、前月と比較して3.0 ポイント下降し、3か月連続の下降となった。3か月後方移動平均は、1.40ポイント下降し、10か月ぶりの下降、7か月後方移動平均は、0.64ポイント上昇し、7か月連続の上昇となった。

◯ 一致指数は、前月と比較して0.9 ポイント下降し、5か月ぶりの下降となった。3か月後方移動平均は、0.96ポイント上昇し、7か月連続の上昇、7か月後方移動平均は、1.18ポイント上昇し、7か月連続の上昇となった。

◯ 遅行指数は、前月と比較して0.8 ポイント下降し、2か月ぶりの下降となった。3か月後方移動平均は、0.16ポイント上昇し、4か月連続の上昇、7か月後方移動平均は、0.27ポイント上昇し、2か月連続の上昇となった。

 

(3)一致指数の前月差に対する個別系列の寄与度

寄与度がプラスの系列

寄与度

寄与度がマイナスの系列

寄与度

C3:県投資財出荷指数

C4:県有効求人倍率(除学卒)

C5:県雇用保険初回受給者数

0.16

0.30

0.57

C1:県生産指数(製造工業)

C2:県大口電力使用量

C6:県建築着工床面積(非居住用)

C7:県大型小売店商品販売額

-0.66

-0.41

-0.85

-0.09

※ 各個別系列のウェイトは均等である。



 

埼玉県景気動向指数について(参考)

1 景気動向指数とは

 ◯ 経済の各分野を代表し、景気に反応する複数の指標を合成・指数化して作成します。

 ◯ 景気に先行する先行指数、景気に一致する一致指数、景気に遅れて動く遅行指数があります。

2 作成方法

 ◯ 国(内閣府)の景気動向指数の作成方法に準じて作成しています。 

  ※ ただし、作成に使用している統計指標が国と埼玉県では異なりますので、

    数値の単純な比較はできません。ご留意ください。

 

 

この統計に関するホームページアドレス

『彩の国統計情報館』埼玉県景気動向指数のページ

http://www.pref.saitama.lg.jp/page/keiki-doukou-shisuu.html