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尾木ママ怒る「これは殺人事件」
2012年07月08日 18時00分

 昨年10月に滋賀・大津市で公立中2年の男子生徒(13=当時)が飛び降り自殺した問題で衝撃事実が判明し、同世代の子を持つ親にはもちろん日本中に戦慄が走った。少年はいじめっ子たちに「自殺の練習をさせられていた」というのだ。この証言を同市教育委員会は隠蔽、調査を打ち切っていたことが分かった。

 

 昨年10月11日、男子生徒は市内のマンションから飛び降り死亡した。学校側はこの直後、全校生徒約860人を対象としてアンケート調査を実施、その結果恐ろしい事実が出てきた。

 

 1~3年の15人が伝聞形式で「(いじめた生徒が)男子生徒に『自殺の練習してたんか』と言っていた」「毎日自殺の練習をさせられていた」などと記載。

 

 市教委は4日、いじめの存在やアンケートの記載を認めたが「いじめと自殺との因果関係は判断できない」と主張。「調査結果に基づいて調べたが、自殺の練習をさせられていたとの確証は得られなかった」と、隠蔽の理由を話した。

 

 いじめ撲滅を訴え続ける教育評論家の尾木ママこと尾木直樹氏(65)は「大津市教育委員会は本当に人としてどうかしている」と断罪、こう続けた。

 

「子供たちは『次は自分がいじめられるかも』と思っても、勇気を出してアンケートに書いた。それなのに隠蔽して、子供たちを裏切った。市教委の人は全員辞すべき!!」

 

 深刻ないじめの実態も尾木ママは問題視する。「1985年にいじめが問題になって約30年で最悪の事件。こんな例は聞いたことがない。いじめじゃなくて殺人事件だと思います」

 

 市教委の情報隠蔽を防ぎ、いじめの実態を把握するにはどうすべきか。尾木ママは「教育委に関係のない、子供たちの駆け込み寺みたいな、困ったら相談できる場所が必要。電話ならどこでも大丈夫でしょ。その番号をカードに書いて配ればいい」と提言した。


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