大阪府警は１０日、暴力団員であることを隠してゴルフをしたとして詐欺の疑いで、指定暴力団山口組の直系組長数人を逮捕する方針を固めた。

　捜査関係者によると、組長らは、約款で暴力団員の利用を禁止するゴルフ場で、組長であることを隠してプレーした疑いがある。

　暴力団員のゴルフ場利用をめぐっては、近年、暴力団の弱体化を目的に、警察当局が詐欺罪を適用して相次いで摘発している。

(2012/07/10 14:10)