今から7年前の 2005年10月11日、 埼玉県 北本市立
北本中学校で 当時 中学1年生だった 当時12才の
中井 佑美ちゃんが いじめを苦にして 登校中
飛び降り自殺をした 事件がありました。
佑美ちゃん(一人娘) の遺族は 2007年に 北本市と 国を相手に
「いじめの防止義務を怠った」として 計約7600万円の
損害賠償を求めて 提訴し 5年にわたり 戦ってこられました。
このような いじめ自殺事件の 民事裁判は これが 初のケースです。
非常に残念なことに 昨日 東京地裁( 舘内比佐志 裁判長 )は
「いじめ」 を認定せず 遺族の請求を 棄却しました。
佑美ちゃんは クラスの 女子生徒らから
(キモイ・ウザイ・死ね!) 等の 悪口 ・ 陰口を言われ
仲間外れにされるなどの いじめを受けていました。
他にも 文具を盗まれたり ジャンパーを 鳥小屋に 投げ入れられたり、
社会科見学では 荷物を持たされたり、 靴を隠されたり
トイレの便器に 顔を押しつけられたり・・・
このような 卑劣で陰湿ないじめを 遺族側は 強く主張しましたが、
昨日の 判決は・・・
「自殺の原因となるような いじめがあったとは 認められない」
とし、 市や学校の 調査が不十分だった との主張も退けられ
原告側(遺族)の 全面敗訴となってしまいました。
佑美ちゃんの書いた遺書には
「クラスの一部に 勉強に テストのせいかも」 と書かれており
遺族側は 「いじめが原因となったのは明らか」と 訴えたのですが、
判決は 「記載内容から 具体的に特定することは 極めて困難」としました。
遺書には、 加害者の生徒の名前や いじめの具体的内容にまで
触れていはいませんが、 いじめがあったことは 事実なのです。
これまで “ いじめ ”で自殺した生徒は 誰一人として
親や先生に相談せず 訴えもしないという 共通点があります。
もし 相談してくれていたら 自殺を防ぎ 救えていた筈。
佑美ちゃんの場合も 遺書に 「いじめ」について 少ししか
触れていないので、 きっと心の優しい お子さんだったのでしょう。
佑美ちゃんは 成績も 大変 優秀だったそうです。
判決を受けて 大事な一人娘を失った 佑美ちゃんのお母さんは
「佑美は 大変 優しい子で、 普段から 人を名指しして
あの子がこう言った ああ言った とか こうされた・・・
などと言う子ではなかった」 と 涙ながらに 訴えておられました。
佑美さんの父親 中井 紳二さんも
「佑美に顔向けができない」と 落胆されていました。
「いじめ」 とは 本人が 「いじめ」 と思った瞬間 「いじめ」 になるのです。
「いじめ」 の程度には 色々あり、 感じ方も 人それぞれです。
同じいじめられ方でも 乗り越えられる子もいれば
死ぬ程 思い詰める子だっているのです。
一体 どの程度の 「いじめ」 であれば 自殺との因果関係を
認めてくれるのでしょうか。
佑美ちゃんのように いじめられていることを 相談出来ず、
遺書にさえ 書くことが出来ないお子さんも 沢山いるのです。
むしろ そういうタイプの子だからこそ 「自殺」を選んでしまうのでは。
いじめの事実を アウトプットできる子は 自殺しません。
ですから 佑美ちゃんの遺書を 判断基準にするのは 間違っています。
佑美ちゃんは 小学校3年生の頃から 中学に至るまで
複数の女子生徒らからの 陰湿で卑劣な 「いじめ」 を受けていました。
疲れ果てた佑美ちゃんは 登校途中に 飛び降り自殺を図りました。
佑美さんには 既に限界が訪れていましたが 最後の最後まで
頑張って 学校へ行く支度をして家を出て 学校へ向かう途中
力尽きてしまったのでしょう。
そんな 被害者の立場を無視した 北本市・学校・教育委員会・
教師らに 責任が無いという判決には 本当に 怒りを 憶えます。
佑美ちゃんのご両親は 学校側に 調査を依頼しました。
しかし 学校が行ったのは 下記1~5の
何とも無意味な アンケート調査でした。
1、学校へ来るのは楽しいか。
2、学校生活において 心配事や 気になることはあるか。
3、学校以外で 心配事や 気になることはあるか。
4、自分の将来や進路 勉強の事で気になることはあるか。
5、先生に話しておきたいことはあるか。
ご両親が依頼したのは 佑美ちゃんの自殺の背景を
明らかにする 主旨のものであり、 アンケートには
① 佑美ちゃんの 名前をだしてほしい
② 「いじめ」の文言を入れてほしい
③ 記入者は無記名にするべき
という 要望を出しました。
しかし 学校・教育委員会は 上記の要望を ことごとく無視し
佑美ちゃんの名前も 「いじめ」の文言も 書かれていませんでした。
それどころか このアンケートを開示もせず
学校や北本市は ひたすら いじめの事実を 隠蔽しているのです。
このことについて 佑美ちゃんのご両親は 「市の調査が不十分」と
主張しましたが、 東京地裁( 舘内比佐志 裁判長 )は
「どのような内容の 調査をするかは 自治体の
合理的な裁量に委ねられている」 と ご両親の主張を退けました。
裁判所までも このような怠慢を はたらいています。
学校が こんなにも いじめをひた隠しにするのは
学校の 「評価制度」 というものが 背景にあるからです。
「いじめ」 が発覚すると 学校の評価が下がり、
一定の件数に達すると 何と 「廃校」になるそうなのです。
学校側は この評価や 廃校を恐れ、 自らの保身のためにも
生徒の命や 人権を差し置いて 事実を隠ぺいするのです。
今や 学校も ビジネス化しており、 教師はサービス業で
生徒は 顧客なのだそうです。 もし そうなのであれば
顧客である生徒を もっと大事に扱うべきなのでは?
確か ノルウェーでは 週に2回は いじめの有無を
検査しているのだそうですよ。
日本は 生徒達の 正しい人権意識を もっと高く持つべきであり
「人の道」の善悪を たたきこみ、
各 都道府県知事や 文化庁も 「いじめ」 による自殺を
一掃する方針・手だてを 駆使しなければ
いけないのでは ないでしょうか。
ところで・・・
昨日 大津市のいじめ・自殺事件について ブログに書きましたが
加害者について とんでもない事実が 次ぎ次ぎ発覚しましたので
ここに 列挙したいと思います。
ネットで検索すると 色んな情報が 掲載されていますので、
皆さんも 是非 色々調べてみて下さい。
本当に 驚くような記事が 沢山出てきますので・・・。
加害者少年らは 被害者少年に対し 自殺前日に
「お前 明日の登校時間に 飛び降り自殺やれ。
撮影するから 直前にメールよこせ」と言ったそうです。
加害者少年グループの リーダー 木村 束麻呂(ツカマロ)は
事件後 既に 大津市立皇子山中学校から 京都へ転校しています。
父親は 木村 真束(マヅカ) 「マヅカ3Dワークス」という
会社を経営しています。 元PTA役員とか・・・。
とんでもないのが 母親の 木村 恭子。
大津市の 「大津市地域女性団体連合会」の会長を 務めています。
大津市地域女性団体連合会は 「人権を守る大津市民の会」に所属し
主な 取り組み内容の一つとして 「広げよう 高めよう 人権尊重の輪を 」
というものがあります。
このような 人権尊重を掲げる会に属していながら 自分の息子を
人権侵害もはなはだしい リンチ同様な事を 平気でする
人間に育て上げるとは!
この件に関して 母親の 木村恭子自身も
「あんたの子供は死んだけど、 自分の子供は 生きていかなくちゃいけない。
どうしてくれるんや!」
「冗談真に受けて ホントに自殺するなんて こっちが被害者だわ」
などという ふざけた発言をしています。
さらに 校門前で 「ウチの子は被害者です」 という ビラまで配る始末。
この親にして この子ありとは まさにこの事。
しかし 何でこんな人間が 会長になれたのかが 不思議でなりません。
同じく 主犯格の一人 小網 健智(コアミ タケサト)
この少年は 転校していないとのこと。
この少年の 父 小網 修氏は 元PTA会長。
祖父 小網 勝氏は 滋賀県警のOBだそうです。
この祖父が書いたとされる ブログには
「いじめを把握できなかった 学校の責任。 被害届を受理しなかった
警察の責任を 取り上げる以前に 少年(被害者)の父母は
自分の子供の 日常生活の状況や 心の悩みに対して
平素から 真剣に対応したのか・・・」 と、被害者遺族に
責任転嫁するような 記事を書いています。
しかも 被害者が 飛び降りた現場から わずか1㎞のところに
赤十字病院があるのにもかかわらず 現場から22㎞も離れた
「済生会滋賀県病院」 に搬送されました。
この病院は 滋賀県警OB 小網 勝氏の 天下り先なのだそうです。
この 小網 勝氏が 警察OBの地位を 悪用して 自分の勤務する
病院に被害者を搬送し、 事件後の司法解剖や
大津署での 被害届の受理を 阻止したとの噂も・・・。
同じく 主犯格の一人 山田 晃也(こうや)
この少年も 京都へ転校済み。(写真:右)
この少年は 事件後 Greeに
「滋賀県 大津市で 中学生が
飛び降り自殺したの知ってる?」 などと書き込んでいました。
罪の意識 反省の色 全く無し。
この加害者少年らは 事件後 被害者の写真に
画鋲で穴をあけたり 落書きまでしていたのです。
この少年らは
自殺教唆罪、 傷害罪、 窃盗罪、 恐喝罪
などの とんでもない 犯罪を犯しているのです。
この 罪深い 悪童連どもを 即刻 少年院へ送るべきです!!
転校、退学なんて 生ぬるいことでは 決して許されない!!
この加害者少年たちを 注意するどころか 一緒になって嘲笑し
「やりすぎるなよ!」とまで言っていた とんでもない教師の
森本 進。 ハングルが得意な 人権教育のエキスパート
なのだそうです。 とんだエキスパートがいたものです。
皆さん これらをご覧になって どう思われますか?
ご意見を お聞かせ下さい。
おととい
07月02日
06月29日