今回は業者様からのご依頼でラシーン(懐かしい〜)に日産純正リモコンドアロックKIT&お馴染みパナソニック製ETC(CY−ET908KD)の取り付け作業です。ナンバープレートが付いていない為当社に回送出来なかったので業者様の作業場所をお借りしての出張取り付け作業です。
まずは運転席側ドア内張りの取り外しから行います。ドア内張りの前後にネジ型のプラスチックピンがそれぞれ2本ずつ合計4本取り付けされていますので取り外します。
次にインサイドドアハンドルカバーをオーナメントリムーバーツールを使用して取り外して行きます。中央・右画像のようにツメと溝で取り付けされていまして無理に外そうとしますとカバー側の溝部が割れてしまってグラグラになってしまいますので注意して取り外して下さい。
次はパワーウインドースイッチパネルを取り外します。上段2枚の画像位置の目隠しカバーを外してビスを外します。パワーウインドースイッチパネルを持ち上げる感じで取り外しますが内張りにブツケてキズを付けないよう注意しながら取り外して電源コネクターを外します。ピンの位置は右下画像の位置にありますので参照して下さい。
最後にドア内張り下部にビスが3本取り付けされていますので外します。内張り本体を少し手前に引っ張って上方向に持ち上げて外します。内張りが外れた画像が左下の画像になります。
内張りが外れましたらフロントスピーカーとドアフィニッシャーブラケットを外します。
次にリモコンドアロック用配線の室内引き込み作業を行いますのでキッキングカバー&プレートを取り外します。キッキングプレートはいつものように引っ張り上げて取り外しますがカバーは目隠し用カバーの中にビスが1本と奥側にグロメット留めされていますので外してカバー本体を手前に引っ張り出すように取り外します。
キッキングカバー&プレートが外れましたらハンドルコラムカバー下ロアパネル取り付けビス4本を外してパネル本体を外します。
配線引き込み準備が終ったところでドア内の作業に戻ります。まず防水スクリーンを再使用しますので綺麗に剥がしてドア内のロック機構を取り外します。ドアロックの機構は防犯の為記載する事が出来ません各ロッド類、電源コネクターを抜いて取り外します。ドアロック本体にリモコンドアロックアクチュエーターを取り付けしてドアロック本体を組み付けします。リモコンドアロック用電源線を右上画像のようにボディー⇔ドア間のゴム製グロメットから引き込みます。ドア内に電源線が入りましたらガラス上げ下げの邪魔にならない場所を通して車両配線と束ねて処理します(左下画像)。室内側はリモコン受光部を設置し電源コネクターを割り込み接続してアース線を接続しリモコンドアロック取り付け作業は終了です。
次にETCの取り付け作業を行って行きます。電源の取り出しはいつものようにキーシリンダー部からの取り出しになりますのでハンドルコラムカバー(ロア側)を外します。取り出し配線は左下画像のように常時電源線が緑線・ACC(アクセサリー)電源線が白/青線になります。アースポイントは右下画像の位置に接続しました。
ETC本体の取り付け位置は見えない位置でと言うご依頼でしたのでグローブBOX内に取り付けして行きます。グローブBOX下部にプラスチックピンが2本ありますので右上画像のように外してBOX本体をズラす感じで引き出して取り外します。
次に助手席側Aピラーカバーを外してETCアンテナ線の引き廻し作業を行います。
グローブBOXに直径16mmの穴を開けてETCアンテナ&電源線を引き込みETC本体としっかり接続してグローブBOX内に貼り付けして余りの配線・アンテナ線を車両ハーネスに束ねて処理します。取り外しを行いました各パネル類を元通り組み付けして作動確認を行います。作動に問題が無かったのでキズ&電気廻りチェックを行い作業終了です。
さて皆さんは3連休でしょうか?満喫されていますでしょうか?。僕達は2連休です(^^)台風の行方が気になるところですが僕達も満喫したいと思っております(^^)。お仕事だと言う皆さん頑張って下さい!!(^^;。
by KIN