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夏休みに被災地ボランティア実施へ
7月10日 20時58分

夏休みに被災地ボランティア実施へ
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夏休みに震災の被災地でボランティアに参加してもらおうと、被災した人たちと交流しながら、復興や町おこしに携われる新たなボランティアツアーが、実施されることになりました。このツアーは、「ふるさとふれあいプロジェクト」のホームページで紹介されています。
http://f-ouen.jp/index.php

このツアーは、被災地を支援するプロジェクトの実行委員会が紹介するもので、第1弾として合わせて23のプランが企画されました。
具体的には、そば畑を耕して新そばを食べるプランや古民家を再生して宿泊所を作るプラン、それに地元の子どもたちの遊び場をお年寄りと一緒に作るプランなどがあります。いずれも被災した人と知恵を出し合いながら、町の復興に関われるなど、被災者との交流を重視した内容です。
すでにボランティアを体験したおよそ850人を対象にした調査でも、70%前後の人がボランティアから得られたものとして、「被災地の状況を知ることができた」とか、「被災者と話ができた」といったことを挙げているということです。
岩手県の被災地で復興に携わっている雫石吉隆さんは「復興がなかなか進まず希望が見えにくいなかで、訪れて笑顔を見せてくれるだけで明るい気持ちになれるし、一緒に取り組んでくれることが力になるので、ぜひ参加して欲しい」と話しています。

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